車必須の田舎暮らし|7回引っ越して分かった部屋選びの注意点

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田舎で部屋を探すとき、何を基準に選んでいますか?

家賃、間取り、築年数、駅からの距離など、見るところはいろいろあります。

私はこれまでに7回引っ越しを経験してきました。

いろいろな部屋に実際に住んでみると、内見したときには気にならなかったことが、住み始めてから気になることがあります。

例えば、

  • 駐車場が狭くて車の乗り降りがしにくい
  • 隣の車との距離が近くてドアを開けるのが怖い
  • 夜や早朝に思わぬ騒音がある
  • 玄関ドアから冬の冷気が入ってくる
  • リビングとトイレが近くて音が気になる
  • プロパンガスでガス代が高い
  • 車が使えないと移動手段がなくなる

といったことです。

そこでこの記事では、7回の引っ越し経験を通して「今ならここを確認する」というポイントをまとめました。

私の物件選びの基本方針は、

低コスト+低ストレス

です。

引っ越しはお金も労力もかかります。

せっかく住むなら、できるだけ「こんなはずじゃなかった」を減らしたい。

これから田舎で賃貸物件を探す方や、将来的に戸建て購入を考えている方の参考になれば嬉しいです。


7回引っ越して分かった、部屋選びで特に見るポイント

先に、私が今なら特に確認するポイントをまとめます。

  • 家賃以外も含めた年間の住居費
  • 都市ガスかプロパンガスか
  • 断熱性能や窓の仕様
  • 玄関ドア周りのつくり
  • トイレとリビングの位置関係
  • 脱衣所の目隠しのしやすさ
  • 駐車場の広さと隣の車との間隔
  • 駐車場から道路への出入りのしやすさ
  • 通勤時間帯の道路状況
  • 夜や早朝の騒音
  • 農地・果樹園・飲食店など周辺環境
  • スーパーや医療施設へのアクセス
  • 車が使えないときの移動手段
  • 駅まで徒歩で移動できるか

こうして見ると、単純に「家賃が安い部屋」を探しているわけではありません。

住んだ後の生活まで想像して選ぶ。

これが7回引っ越してきて、かなり重視するようになった考え方です。

家賃だけでなく「住むために必要な総額」を見る

家賃・更新料・自治会費など

物件探しでは、まず家賃を見ると思います。

でも実際に住むとなると、家賃以外にも、

  • 管理費・共益費
  • 自治会費・町内会費
  • 更新料
  • 火災保険料
  • 駐車場代

などがかかります。

気になる物件を見つけたら、

「1年間で実際にいくら支払うのか」

まで計算してみるのがおすすめです。

私が夫婦でアパートに住んでいた頃は、家賃が夫婦の手取り収入に対してかなり低く収まる物件を選んでいました。

理由は3つあります。

  1. 失業や病気などで収入が減っても家賃に困らないようにする
  2. 光熱費や物価が上昇しても対応できるようにする
  3. 貯金や資産形成に回せるお金を増やす

「払える家賃」と「無理なく払い続けられる家賃」は違います。

家賃だけでなく、住居にかかる年間総額で考えるようにしていました。

ガスは都市ガスかプロパンガスか

これは、私ならかなり重視します。

賃貸時代はプロパンガス、現在の戸建てでは都市ガスを使っています。

実際に両方使ってみて感じたのは、

都市ガスでも料理に必要な火力は十分だった

ということ。

そして、我が家では都市ガスのほうがガス代を安く抑えられました。

そのため、今後また賃貸物件を選ぶとしても、私はプロパンガスの物件を積極的には選ばないと思います。

実際に、賃貸時代のプロパンガスと現在の都市ガスについて、使用量と料金を比較した記事も作っています。

賃貸→持ち家でガス代はどう変わった?

ただし、ガス料金は地域や料金体系、使用量などによって変わります。

なので、

「都市ガスなら必ず安い」

と一律に考えるのではなく、気になる物件の料金体系を確認しておくのがおすすめです。

私の場合は、実際に生活してみて都市ガスの料金と使い勝手に納得できたので、今では物件選びの優先条件の一つになっています。


断熱性能・窓も確認する

田舎暮らしでは、住宅の断熱性能も確認しておきたいポイントです。

夏は暑く、冬は寒い地域もあるので、住宅の断熱性能は冷暖房の効き方や室内の快適性にも関係します。

特に確認したいのが、

  • サッシ
  • ガラス
  • 断熱材
  • 玄関ドア
  • 浴槽

などです。

私なら、古いアルミサッシ+単板ガラスの物件よりも、複層ガラスなど断熱性能を考えた窓の物件を優先します。

新しい物件なら、省エネ性能に関する表示がある場合もあります。

ただ、表示の有無だけで判断するのではなく、実際に、

「窓はどんな仕様なのか」

まで確認できると安心です。

そして、断熱性能が高い物件は家賃も高くなる場合があります。

ここも、

性能が高ければ高いほどいい

ではなく、家賃とのバランスで考えたいところです。


意外と気になる「玄関ドア」

7回引っ越して、個人的に意外と気になったのが玄関ドア周りです。

以前住んでいた部屋では、玄関ドアに郵便受けが付いているタイプがありました。

住んでみると、冬はその部分から冷気が入り込んでくるように感じました

内見では、

「玄関にポストが付いているな」

くらいで終わってしまいがちです。

でも冬の寒さが気になる人なら、

郵便受けの位置や玄関ドア周りから冷気が入りやすくないか

も見ておくといいと思います。

これはスペック表だけでは分かりにくい、実際に住んでみて気づいたポイントです。


トイレはリビングから離れているほうがいい

これはかなり個人的な好みですが、私は重要視しています。

トイレとリビングが近すぎないこと。

理由は単純です。

一緒に住んでいる人がいると、

排泄音が聞こえるのが恥ずかしい。

だからです。

現在の戸建てを選ぶときも、トイレとリビングの間にワンクッションある間取りを意識しました。

例えば、

リビング → 廊下 → トイレ

のように、間に空間があるだけでも気分的にはかなり違います。

内見するときは、

  • リビングとトイレの位置
  • トイレと居室の距離
  • 廊下などのワンクッションがあるか

を確認しておくといいと思います。

住宅の性能値には出てこないけれど、毎日の小さなストレスを減らすには意外と大事なポイントです。


脱衣所は「後から目隠しできるか」を見る

脱衣所も、実際に住むことを考えて確認しておきたい場所です。

私なら、

カーテンなどを後付けできる構造か

も確認します。

最初からしっかりした扉などが付いていなくても、後から取り外し可能な目隠しを設置できれば使い勝手を改善できます。

賃貸の場合は、壁に大きな穴を開けなくても取り付けられる方法があるかも含めて考えておくといいと思います。


車必須の田舎暮らしなら「駐車場」が超重要

田舎暮らしでは、車を使う機会が多くなります。

だから駐車場は、

「車が停められればOK」

ではありません。

7回引っ越してきて、私が特に重視するようになったのが、

隣の車との間隔

です。

隣の車との余白はあるか

駐車スペースが狭いと、

  • ドアを開けにくい
  • 荷物の出し入れがしにくい
  • 隣の車にぶつけないよう気を使う
  • ドアパンチが怖い

など、毎日の小さなストレスになります。

私なら、駐車場を見たときに、

「車が入るか?」

だけではなく、

「ドアを普通に開けられるか?」

まで確認します。


駐車場から道路への出入りも確認する

もう一つ大事なのが、

駐車場から公道に出るまでのしやすさ

確認したいのは、

  • 切り返しが何回必要か
  • 道幅は十分か
  • 見通しは良いか
  • 対向車が来たときに困らないか
  • 通勤時間帯に混雑しないか
  • 大通りへ出るまでにストレスがないか

など。

可能なら、実際に自分の車で出入りしてみるのがおすすめです。

物件写真では分からない部分なので、車を使う人ほど現地確認しておきたいポイントです。


駐車場の日当たりも意外と便利

以前の記事でも触れていたポイントですが、冬の朝に車を使うなら、駐車場所の日当たりも確認しておくと便利です。

朝に日が当たる場所なら、冬のフロントガラスの霜が自然に解けやすくなり、出発前の霜取りの手間を減らせます。

一方で、日当たりが良いほど紫外線の影響を受けやすくなる面もあります。

このあたりは好みですね。


築年数だけで判断しない

築年数が古い物件は設備が古いこともありますが、その分、家賃が安い場合もあります。

なので、

「古い=悪い物件」

とは限りません。

ただ、築年数が古い場合は、

  • 耐震性
  • 水回り
  • 給湯器
  • エアコン
  • 断熱性能
  • 配管

なども確認しておきたいところです。

特に地震の多い日本では、築年数だけではなく、耐震補強や改修の有無なども確認しておくと安心です。


通勤距離だけでなく「通勤ルート」を見る

車通勤の場合、職場までの距離だけではなく、

実際の通勤時間帯にどれくらい時間がかかるのか

を見ることが重要です。

私なら契約前に、

実際に出勤する時間帯に車で走ってみます。

確認するのは、

  • 渋滞
  • 信号待ち
  • 右左折のしやすさ
  • 生活道路の狭さ
  • 大通りへの合流
  • 事故などによる混雑

など。

毎日のことなので、片道10分の差でも積み重なるとかなり大きくなります。


騒音は「昼間だけ」で判断しない

これは7回の引っ越しでかなり重要だと感じました。

内見は昼間にすることが多いですが、実際に家で寝たり、ゆっくり過ごしたりするのは夜です。

そのため、音が気になる人は、

自分が実際に生活する時間帯

にも周辺の様子を確認しておくと安心です。

例えば、周辺環境によっては次のような音が考えられます。

周辺環境考えられる音
大きな道路車・バイク・工事
鉄道電車・保線作業など
工場機械・重機など
農地・果樹園農業機械など
居酒屋・飲食店話し声・人の出入りなど
消防署消防車・救急車
病院救急車
警察署パトカー

もちろん、こうした音の中には、仕事や生活に必要なものもたくさんあります。

そこで働いている人も、わざと周囲に迷惑をかけようとして音を出しているわけではありません。

だからこそ、「音があるか・ないか」だけで判断するのではなく、

自分にとって許容できる音なのか

という視点で考えることが大切だと思います。

特に夜間の静かな環境を重視する人なら、昼間の内見だけで決めず、可能であれば朝・夕方・夜など、実際に生活する時間帯にも周辺を確認してみると、入居後のギャップを減らせます。


実際に住んで分かった「早朝の農作業音」

以前住んでいたアパートの周辺には、

  • 道路
  • 消防署
  • 農地
  • 居酒屋

がありました。

消防署などは、仕事に必要な音なのである程度仕方ありません。

一方で困ったのが、

夜中の酔っ払いの騒ぎ声や、車・バイクのふかし音。

そして想定外だったのが、

近所の畑や果樹園の農作業音でした。

土日の朝4時過ぎから農作業機のエンジン音が聞こえてくることがあり、

「休日だからゆっくり寝たいのに……」

となりました。

これは昼間の内見だけでは、まず分かりません。

だからこそ、

夜だけではなく、早朝の環境も重要

だと思っています。


住んでから想定外だった「大きなゴキブリ」

騒音以外にも、住んでから初めて気づいたことがあります。

以前の住まいでは、大きなゴキブリが出ました。

近くに梨園や飲食店があったので、それが原因だったのかどうかは分かりません。

なので、

「梨園があるとゴキブリが出る」

とは言えません。

ただ、実際にそういう経験をしたので、今なら物件を見るときに、

  • 果樹園
  • 飲食店
  • 空き地
  • 水路
  • ゴミ置き場

など、建物の周辺環境も一通り確認します。

「部屋の中」だけを見るのではなく、その家の周りでどんな生活が営まれているかを見るイメージです。


周辺にあると便利なお店・施設

車があれば、多くのお店には行けます。

でも、車が使えない状況を考えると、近くにあると便利な施設があります。

店舗・施設用途
スーパー食材・日用品
コンビニ買い物・ATMなど
医療施設通院・急な体調不良
コインランドリー洗濯機故障時など
銭湯・ホテル給湯器故障時の入浴

特に田舎暮らしでは、

「車があるから大丈夫」

だけで考えないほうがいいと思います。


車必須でも「駅が近い」はメリットになる

ここは、7回引っ越してきた経験から現在の戸建て選びにもつながった部分です。

普段は車を使っていても、

  • 車が故障した
  • 修理に出している
  • 事故などで一時的に使えない
  • 通院で運転できない
  • お酒を飲んで運転できない
  • 将来的に車を手放す

など、車を使えない場面はあります。

そこで私は、

駅まで徒歩で苦にならない距離

という条件も意識するようになりました。

さらに、ある程度の規模の駅なら、

  • タクシー
  • バス
  • レンタカー

など、別の移動手段も確保しやすくなります。

田舎だからといって、

「車があるから駅は不要」

と最初から決めてしまう必要はないと思います。


将来、家を手放すことまで考えて立地を見る

これは戸建てを購入するときに特に考えたことです。

人口減少が進む地域では、将来、

「この家を手放すことになったら?」

ということも考えておきたい。

もちろん、不動産の価値は駅距離だけで決まるものではありません。

ただ、

  • 駅へのアクセス
  • バス
  • タクシー
  • 周辺施設
  • 街中へのアクセス

などがある程度確保されている場所なら、将来住み替えるときにも選択肢が広がるのではないか、と私は考えました。

あくまで私が家を選ぶときの考え方ですが、長く住む家ほど「今」だけではなく「将来」も少し考えておくといいと思います。


交番が近いことも個人的な安心材料

現在の家を選ぶときには、交番が近いことも一つのプラス材料でした。

駅が近く、人の往来がある場所なら、完全に人目のない場所よりは安心感があります。

例えば不在中に何か異変があったとき、

誰かが気づいてくれるかもしれない

という、個人的な安心感です。

もちろん、

「駅が近ければ火災時も安心」

と保証できるものではありません。

あくまで私が、

「人の目がある場所のほうが安心できる」

と考えて立地を選んだ、という話です。


7回の引っ越し経験が、現在の戸建て選びにどう役立ったか

ここまで紹介してきたポイントは、現在の戸建て選びにもかなり反映されています。

今の家を選ぶときに特に意識したのは、

都市ガス

プロパンガスは高いと感じていたので、都市ガスは建売住宅を選ぶときの条件の一つでした。

本下水

生活インフラとして、本下水かどうかも確認しました。

断熱性能

長く住む家なので、断熱性能も意識しました。

耐震性能

地震の多い日本で長く暮らすことを考え、耐震等級も確認しました。

間取り

過去の経験から、トイレとリビングを離すことも意識しました。

やっぱり排泄音を聞かれるのは恥ずかしいので。

駅へのアクセス

普段は車中心でも、車が使えないときの代替手段を確保できるよう、駅へのアクセスも重視しました。


7回引っ越して、私の「物件選びの基準」はこうなった

最初から全部を完璧に考えていたわけではありません。

実際に住んで、

「ここはもう少し確認しておけばよかった」

と思う経験をするたびに、次の物件を見るポイントが増えていきました。

そして現在は、

「その家が良いか」ではなく、「そこで生活を続けてもストレスが少ないか」

という視点で見るようになりました。

家賃が安くても、

  • ガス代が高い
  • 駐車場が狭い
  • 通勤が大変
  • 夜うるさい
  • トイレの位置が気になる

なら、毎日の生活で少しずつストレスが溜まります。

逆に、少し家賃が高くても、

  • 通勤しやすい
  • 駐車しやすい
  • 静か
  • 光熱費を抑えやすい
  • 生活施設が近い

なら、長い目で見ると満足度が高いかもしれません。

物件価格や家賃だけではなく、「住み続けるコスト」と「生活ストレス」まで含めて考える。

これが7回引っ越してきた私が今思う、部屋選びの基本です。


まとめ|田舎の部屋選びは「住んだ後」を想像する

7回引っ越してきて分かったのは、内見したときの印象だけでは分からないことが結構あるということです。

特に田舎暮らしでは車を使うことが多いので、

  • 駐車場の隣との余白
  • 車の出し入れ
  • 通勤ルート
  • 周辺道路の混雑

はしっかり確認しておきたいところ。

さらに、

  • 都市ガスかプロパンガスか
  • 窓や玄関の断熱性
  • トイレとリビングの位置
  • 脱衣所の目隠し
  • 夜や早朝の騒音
  • 農地や果樹園など周辺環境
  • スーパーや医療施設
  • 駅やバスなど代替交通手段

も、実際に住んだ後の生活を考えると重要です。

そして、契約前にはできれば、

昼・夜・通勤時間帯・早朝

と時間を変えて周辺を見てみる。

これだけでも、住んでからの「こんなはずじゃなかった」を減らせると思います。

私自身、7回の引っ越し経験を経て、現在の戸建てを選ぶときには、こうした経験がかなり役立ちました。

これから田舎で部屋を探す方は、「この部屋に住んだら、平日の朝・夜・休日をどう過ごすだろう?」と想像しながら物件を見てみてください。

家賃や間取りだけでは見えなかった、チェックすべきポイントが見つかるかもしれません。


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