賃貸→持ち家でガス代はどう変わった?3年間の実績を公開|プロパンから都市ガスへ

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賃貸の集合住宅から一戸建てに引っ越して、ガス代はどのくらい変わったのか。

我が家では、賃貸時代はプロパンガス、戸建てでは都市ガスを使用しています。

引っ越し直後の1年間だけでなく、その後もガス使用量と料金を記録してきたので、実際に3年間住んでみたガス代の変化をまとめてみました。

さらに、2024年5月には太陽熱温水器も導入。

この記事では、太陽熱温水器そのものの詳しい検証ではなく、ガス使用量がその後どう変化したのかについても実測データを紹介します。


結論:戸建てに引っ越してガス代はどうなった?

まず結論から。

我が家では、賃貸時代から戸建てに引っ越して、

年間ガス代が96,864円 → 51,248円

となりました。

年間では、

45,616円減、約47.1%減

です。

賃貸戸建て
ガスの種類プロパンガス都市ガス
年間使用量115㎥281㎥
年間ガス代96,864円51,248円

一方で、プロパンガスと都市ガスでは熱量が異なるため、使用量の㎥数をそのまま比較することはできません。

また、戸建てでは2024年5月から太陽熱温水器を使い始めています。

そのため、この記事では「引っ越したらガス代が安くなった」という話だけでなく、その後のガス使用量がどう変化していったのかも見ていきます。


居住地と家族構成

居住地:群馬県

我が家は共働き夫婦2人暮らしです。

2人とも平日の日中は仕事で家にいないため、ガスを使う時間帯は主に朝と夜。

主な用途は、

  • 平日の夕食の自炊
  • 食器洗い
  • お風呂
  • 給湯

などです。

以前は、冬など寒い時期は基本的に毎日湯船にお湯をため、暖かい季節はシャワー中心という生活でした。

ただ、現在は生活スタイルも変わっており、2026年からは夏も毎日湯船にお湯をためるようになりました。

購入した戸建てについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

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集合住宅と戸建てのスペックを比較

まず、引っ越し前後の住まいを比較してみます。

集合住宅戸建て
メーカー積水ハウス東栄住宅
構造軽量鉄骨木造
階数2階建て・1階2階建て
間取り3DK4LDK
建物面積約50㎡約100㎡
築年数約30年新築
ガスの種類プロパンガス都市ガス

戸建てに引っ越して、建物面積は約50㎡から約100㎡になりました。

生活スペースはかなり広くなっています。

それでも、ガス代は賃貸時代より安くなりました。


賃貸時代のガス代と使用量

まずは集合住宅に住んでいた2022年1月〜12月の実績です。

2022年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
使用量16.5㎥13.5㎥13㎥9㎥7.5㎥5.5㎥4㎥4.5㎥5.5㎥7.5㎥9.5㎥19㎥
ガス代12,183円10,368円10,307円7,756円6,738円5,467円4,741円4,862円5,649円6,859円7,920円14,014円

*表は左右スクロールで端まで表示できます。

年間では、

使用量:115㎥

ガス代:96,864円

でした。

冬になると使用量・料金ともに大きくなり、夏場はかなり少なくなるという傾向が見られます。


戸建てに引っ越した後のガス代と使用量

続いて、2023年5月に戸建てへ引っ越してからのデータです。

まずは比較条件をそろえるため、2023年5月〜2024年4月の1年間を見てみます。

2024年1月2月3月4月2023年5月6月7月8月9月10月11月12月
使用量38㎥34㎥38㎥35㎥13㎥21㎥14㎥9㎥12㎥13㎥23㎥31㎥
ガス代6,502円6,004円6,708円6,367円2,461円3,531円2,606円1,948円2,383円2,809円4,378円5,551円

*表は左右スクロールで端まで表示できます。

年間では、

使用量:281㎥

ガス代:51,248円

でした。


賃貸と戸建ての1年間を比較

ここで、賃貸時代と戸建てに引っ越した後の1年間を比較してみます。

賃貸(プロパン)戸建て(都市ガス)
年間使用量115㎥281㎥
年間ガス代96,864円51,248円

ガス代は、

96,864円 → 51,248円

となりました。

差額は、

年間45,616円

です。

割合では、

約47.1%の減少

となりました。

ただし、ここで注意したいのがプロパンガスと都市ガスの使用量です。

プロパンガスと都市ガスでは単位体積あたりの熱量が違うため、115㎥と281㎥をそのまま比較して、

「戸建てになったらガスを2倍以上使った」

とは言えません。


ガス代が安くなった一番大きな理由

我が家の場合、ガス代が大きく下がった理由としてまず考えられるのが、

プロパンガスから都市ガスに変わったこと

です。

賃貸時代はプロパンガス。

戸建てでは都市ガス。

同じ「ガス」でも料金体系が違うため、我が家では引っ越し後に年間ガス代が大きく下がりました。

また、都市ガス料金については燃料費調整額や政府による支援などによって、同じ使用量でも時期によって支払額が変わります。

そのため、

「都市ガスだから必ず年間○万円安くなる」

という話ではなく、あくまで我が家の実績として、

プロパンガスの賃貸から都市ガスの戸建てに引っ越したら、年間ガス代は約47%安くなった

という結果です。


その後、ガス代はどうなった?

戸建てに引っ越してから1年間だけでなく、その後も東京ガスの使用量と料金を記録してきました。

その結果、戸建てでのガス使用量は、冬に増えて夏に大きく減るという季節変動がかなりはっきりしています。

例えば2024年は、

2024年使用量
1月38㎥
2月34㎥
3月38㎥
4月35㎥
5月29㎥
6月22㎥
7月11㎥
8月11㎥
9月7㎥
10月5㎥
11月16㎥
12月18㎥

という推移でした。

冬場は30㎥を超える月がある一方、夏から秋にかけては5〜11㎥程度まで減っています。


2024年5月に太陽熱温水器を導入

そして、このガス使用量の推移を見るうえで忘れてはいけないのが、2024年5月に太陽熱温水器を設置したことです。

我が家では、真空管式の太陽熱温水器を導入しています。

太陽熱でお湯をつくることで、晴れた日には給湯に必要なガスを減らすことができます。

実際に2024年のガス使用量を見ると、

2024年5月:29㎥

6月:22㎥

7月:11㎥

8月:11㎥

9月:7㎥

10月:5㎥

と、春から夏にかけて大きく減っています。

ただし、これは太陽熱温水器だけの効果とは断定していません。

季節による気温や入浴回数、ガスの使用状況なども影響するためです。

そこで、太陽熱温水器の設置前後でガス使用量やガス代が実際にどのくらい変わったのかについては、別の記事で詳しくまとめる予定です。

関連記事:太陽熱温水器を実際に使ってガス代はどう変わった?

この記事では、あくまで「戸建てに住んでからのガス代の推移」の一部として紹介します。


戸建てに住んでから3年間のガス代

戸建てに引っ越してからも東京ガスの使用量と料金を記録しています。

CSVから集計した実績では、

期間ガス使用量ガス料金
1年目197㎥43,010円
2年目208㎥43,011円

となりました。

1年目から2年目では、

使用量:197㎥ → 208㎥

なので約5.6%増えています。

一方、ガス料金は、

43,010円 → 43,011円

で、わずか1円の差でした。

つまり、使用量が少し増えているのに、年間の支払額はほぼ変わっていません。

ガス料金は使用量だけでなく、原料価格などによる料金単価の変化も影響するためです。


戸建てのガス使用量は冬と夏でかなり違う

ここまでの実績を見ていると、我が家のガス使用量にはかなり分かりやすい季節変動があります。

冬は、

30㎥前後〜40㎥近く

まで増えることがあります。

一方、夏は、

5〜11㎥程度

まで減ります。

我が家ではガスを主に、

  • 給湯
  • お風呂
  • 調理
  • 食器洗い

に使用しています。

そのため、冬は給湯に必要なエネルギーが増え、ガス使用量も増えます。

逆に夏は太陽熱温水器の影響もあり、ガス使用量がかなり少なくなっています。


2026年からは夏も毎日湯船に

現在は以前と生活スタイルも少し変わっています。

以前は夏場はシャワー中心でしたが、2026年からは夏も毎日湯船にお湯をためるようになりました。

それでも、2026年の夏場のガス使用量は現在のところ大きく増えているわけではありません。

今後、夏も毎日湯船に入る生活を続けた場合にガス使用量がどう変化するのかも、引き続き記録していきたいと思います。


プロパンガスと都市ガス、実際に使ってみてどうだった?

実際にプロパンガスから都市ガスへ変更してみて、個人的に大きな不満はありませんでした。

以前は、

「プロパンガスのほうが火力が強い」

「プロパンガスのほうが熱効率が良い」

といった話を聞くこともありました。

ただ、実際に生活してみると、都市ガスに変えて料理に困るようなことはありませんでした。

お風呂についても、引っ越し後に「お湯が沸くのが遅くなった」と感じることはありませんでした。

むしろ我が家では、引っ越し後のほうがお風呂が沸くまでの時間が2〜3分短くなりました。

もちろん、これはガスの種類だけではなく、給湯器や浴槽、バスユニットの性能なども関係していると思います。

そのため、ここについてはあくまで我が家で実際に使ってみた感想です。


都市ガスを選べるなら?

今回の経験から、もし都市ガスとプロパンガスのどちらも選択できる住宅であれば、ガスを使う生活をするなら都市ガスを選びたいというのが現在の我が家の考えです。

実際に我が家では、プロパンガスから都市ガスに変わって年間のガス代が大きく下がりました。

ただし、都市ガスが供給されていない地域では選択肢になりません。

また、住宅によってはオール電化や太陽光発電、太陽熱温水器など、そもそものエネルギーの使い方が違います。

そのため、

「都市ガスが絶対に正解」ではなく、住宅の立地や設備、生活スタイルを含めて考える

のがいいと思います。


まとめ|我が家のガス代は賃貸から戸建てで約47%減った

賃貸時代と戸建てに引っ越した後のガス代を、実際の使用量と料金で比較してみました。

引っ越し前後の1年間では、

賃貸戸建て
ガスの種類プロパン都市ガス
使用量115㎥281㎥
ガス代96,864円51,248円

という結果でした。

ガス代は、

96,864円 → 51,248円

となり、

年間45,616円、約47.1%減

でした。

ただし、プロパンガスと都市ガスでは熱量が違うため、使用量の㎥数を単純比較することはできません。

また、戸建てに住み始めた後は、2024年5月に太陽熱温水器を導入しました。

その後のガス使用量を見ると、夏場には5〜11㎥程度まで低下するなど、かなり大きな季節変動が見られます。

現在は夏も毎日湯船に入るなど生活スタイルも変化しているので、今後もガス使用量と料金を記録していく予定です。

賃貸から持ち家に引っ越すと、住宅そのものだけでなく、ガスの種類や給湯設備によって毎月の光熱費も変わります。

これから戸建て購入や引っ越しを考えている方は、住宅価格だけでなく、「その家で実際にどんなエネルギーを使うのか」まで考えておくと、より現実的な生活費をイメージしやすいと思います。


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