2023年、我が家は**東栄住宅の建売住宅「ブルーミングガーデン」**を購入しました。
それまで住んでいたのは築30年ほどのアパート。
「家を買うなら、注文住宅じゃないと後悔するのかな?」
「建売住宅って実際の住み心地はどうなんだろう?」
「線路の近くでも大丈夫?」
購入前はいろいろ気になっていました。
そこでこの記事では、東栄住宅の建売住宅を実際に購入して3年間暮らしてみて分かったことをまとめます。
購入価格や住宅のスペックだけでなく、
- なぜこの家を選んだのか
- なぜ注文住宅ではなく建売住宅にしたのか
- 実際の住み心地
- 断熱・冷暖房について
- 電車の騒音
- 住宅設備
- 良かったところ
- 気になったところ
- 買ってから分かったこと
まで、良いところだけに偏らず紹介します。
先に結論|3年間住んでみて、買って良かった?
我が家の場合は、買って良かったです。
もちろん、完璧な住宅ではありません。
食洗機は以前使っていたものとは使い勝手が少し異なり、線路が近いことから電車の音が聞こえることもあります。
それでも、築30年ほどのアパートから引っ越してきた我が家にとっては、住み心地も生活の自由度も大きく改善しました。
特に良かったのは、
- 住宅ローンの負担を抑えられた
- 駅から近い
- 4LDK・約30坪で十分な広さがある
- 夏・冬とも冷暖房が効きやすい
- 新しい住宅設備が使える
- 戸建てなので生活の自由度が高い
- 家を自分たちで少しずつ改善できる
というところ。
一方で、
- 食洗機
- タッチレス水栓
- 線路沿いの電車音
- 住んでから追加した断熱・日射対策
などもありました。
「安いから最高」でも「建売だからダメ」でもなく、自分たちの条件に合っていた。
これが3年間住んでみた率直な感想です。
購入した住宅
まず、我が家が購入した住宅の基本情報です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住宅メーカー | 東栄住宅 |
| 商品 | ブルーミングガーデン |
| エリア | 群馬県 |
| 間取り | 4LDK |
| 床面積 | 約31.5坪(104㎡) |
| 構造 | 木造2階建て |
| 土地・建物・外構など | 約2,200万円 |
| 諸費用 | 約197.6万円 |
| オプション工事 | 約50万円 |
| 購入時の総額 | 約2,448万円 |
| UA値 | 0.56W/㎡K |
| 長期優良住宅 | 認定 |
| 住宅性能表示 | 5分野7項目で最高等級 |
| BELS | 最高ランク |
※オプション工事は約50万円で、カーテンレール・テレビアンテナ・エアコン・水回りのコーティングなどが含まれています。
購入当時の情報なので、現在販売されている東栄住宅の物件すべてに当てはまるものではありません。
あくまで我が家が購入した住宅の実例として参考にしてください。
なぜ家を買うことにした?
家を購入する前は、築30年ほどのアパートに住んでいました。
そこで暮らすうちに、マイホームを購入することを考えるようになりました。
大きな理由は3つあります。
① 断熱性能や設備が気になっていた
以前の住宅では、断熱性能や設備が気になることがありました。
また、賃貸住宅なので、
「ここをこう変えたい」
と思っても、自由にリフォームすることはできません。
自分たちの家なら、必要に応じて少しずつ改善できます。
② 生活音を気にするのがストレスだった
アパートでは、
「洗濯機の音は大丈夫かな?」
「車の音が響いてないかな?」
など、周囲への生活音を気にすることがありました。
もちろん戸建てでも近隣への配慮は必要です。
ただ、アパートとは違って、自分たちの生活空間をある程度自由に使えるようになったのは大きな変化でした。
③ 長く住むなら、自分たちの家が欲しかった
賃貸には賃貸のメリットがあります。
一方で、長く住み続けても土地や建物が自分たちの所有物になるわけではありません。
我が家では、
「この先も長く暮らすなら、自分たちの家を持つのもいいんじゃないか」
と考えるようになりました。
なぜ東栄住宅の建売を選んだ?
注文住宅ではなく建売住宅を選んだのには、いくつか理由があります。
① 価格を抑えたかった
我が家が購入した住宅は、土地・外構を含めて約2,200万円。
注文住宅と比較すると、住宅にかける初期費用を抑えられました。
「家に必要以上のお金をかけず、その分を他のことにも使いたい」
という考えがありました。
② 完成した家を見てから判断できる
注文住宅の場合、図面や完成予想図を見ながら家づくりを進めることになります。
もちろん注文住宅ならではの自由度は大きな魅力です。
一方、建売住宅なら実際に完成した家を見てから判断できます。
我が家の場合も、
- 部屋の広さ
- 日当たり
- 窓の位置
- 収納
- 駐車スペース
- 周辺環境
- 電車の音
などを実際に確認してから購入を決められました。
これは建売住宅の大きなメリットだと感じています。
③ 月々の住宅費を抑えたかった
購入時は、住宅ローンを利用して月々の負担を抑えることを重視しました。
当時は低金利だったため、
「住宅にかける金額を抑え、その分の資金を他の用途にも使えるようにしたい」
と考えていました。
もちろん住宅ローンには金利上昇などのリスクがあります。
そのため、余裕を持った返済計画にすることを意識しました。
④ 駅から近かった
我が家にとって、立地はかなり重要でした。
購入した住宅は駅から徒歩10分以内。
線路が近いというデメリットはありましたが、
「電車の音を許容できるなら、駅近というメリットは大きい」
と考えました。
⑤ 建築途中の事業者倒産というリスクを避けやすい
もう一つ、建売住宅を選んだ理由があります。
注文住宅では、土地を購入して施工会社と契約し、これから家を建ててもらうことになります。
そのため、もし建築途中に施工会社や事業者が倒産してしまうと、工事が止まり、施主自身が完成までの対応に追われる可能性があります。
ニュースなどで、住宅の建築途中に施工会社が倒産し、施主が対応に苦労するケースを見かけることもあります。
建売住宅の場合、完成済みの住宅を購入するのであれば、「これから契約した施工会社に家を完成させてもらわなければならない」という建築途中特有のリスクを避けられます。
もちろん、建売住宅でも売主や施工会社が倒産する可能性がゼロになるわけではありません。
ただ我が家にとっては、
「完成した住宅を確認してから購入できる」
という点と合わせて、安心材料の一つになりました。
3年間住んでみた住み心地
ここからは、実際に暮らしてみた感想です。
◎ 夏・冬とも冷暖房が効きやすかった
我が家の住宅は、UA値が0.56W/㎡Kです。
3年間暮らしてみて感じたのは、
「冷暖房を使えば、普通に快適に過ごせる」
ということ。
特に以前の築30年ほどのアパートと比較すると、住宅性能の違いを感じました。
ただし、
UA値だけで住み心地が決まるわけではありません。
窓、日射、間取り、エアコン、換気、暮らし方など、いろいろな条件が関係します。
そこで現在は、内窓やサンシェードなども実際に導入しながら、家の快適性をさらに改善しています。
◎ 戸建てになって生活の自由度が上がった
これは住宅性能とは別の部分ですが、かなり満足しています。
アパートと違って、
- 洗濯する時間
- 車の出し入れ
- DIY
- 庭やバルコニーの使い方
- 家具の配置
- ペットとの暮らし
などを以前より自由に考えられるようになりました。
そして何より、
「自分たちの家に帰ってきた」
という感覚があります。
◎ 新しい住宅設備はやっぱり便利
トイレや浴室、浴室乾燥機などは、築15~30年程度の住宅と比べると使いやすく感じました。
「ローコスト住宅だから設備もそれなりなのでは?」
と購入前は思っていましたが、実際に住んでみると、
「必要十分でちょうどいい」
というのが率直な感想です。
△ 食洗機は以前使っていたものと少し違った
一方で、備え付けの食洗機は、以前使っていたものとは少し使い勝手が異なりました。
我が家の食洗機はリンナイ RKW-405A。
以前使っていたパナソニックの食洗機と比較すると、
- 食器の配置に気を使う
- 細かい残菜に弱い
- パッキン周辺のメンテナンスが必要
など、多少気を使う部分があります。
とはいえ、住宅全体の価格や標準設備として考えれば、必要十分な機能を備えた食洗機だと感じています。
以前使っていたものとの違いもあるので、使い勝手については慣れの部分も大きいと思います。
△ タッチレス水栓は慣れるまで戸惑った
洗面台にはパナソニック C-Lineのタッチレス水栓が付いています。
センサーに手をかざすだけで水を出せるので便利な一方、センサーの位置が上側にあるタイプなので、最初は少し戸惑いました。
慣れてしまえば問題ありませんが、購入前に実際に操作できるのであれば、センサーの反応する位置や使い勝手を確認しておくと安心だと思います。
また、これは水栓の形状や設置環境などが関係しているのかもしれませんが、我が家では水栓周りに黒カビが発生しやすいように感じました。
水が残りやすい部分があるため、定期的に掃除するようにしています。
タッチレス水栓自体は便利なので、個人的には「付いていて後悔した」というほどではありません。
ただ、こうした実際に使ってみないと分からない部分もあるので、購入前にモデルや使い勝手を確認できるなら、チェックしておくことをおすすめします。
△ 線路沿いの電車の音はどうだった?
購入前から一番気になっていたのがこれ。
我が家は線路の近くにあります。
実際に住んでみると、電車の音は聞こえます。
ただし、思っていたほど常にストレスになるわけではありませんでした。
特に、
「いつ来るか分からない突発的な騒音」ではなく、ある程度規則的な音
という点は、思っていたより気になりませんでした。
一方、貨物列車などは振動を伴って音が大きく感じられることがあります。
線路沿いの住宅を検討するなら、昼だけではなく朝・夜・休日にも現地を確認することをおすすめします。
住んでから「もっと改善したい」と思ったところ
3年間暮らしてみると、
「ここをもっと快適にしたい」
という部分も出てきました。
そこで我が家では、
- 内窓
- 日射対策
- 防音対策
- 太陽光発電
などを検討・導入しています。
最初からすべてを完璧にするのではなく、
実際に住んで不満を感じたところから改善する。
我が家には、この方法が合っていました。
太陽光発電は購入時には見送った
購入当時、太陽光発電も検討しました。
ただ、当時は十分に費用対効果を計算できていなかったため、導入を見送りました。
その後、実際に暮らして電気使用量が分かるようになり、
「我が家なら太陽光発電を導入したらどうなる?」
と改めて考えるようになりました。
そして現在は、実際に太陽光発電を導入しています。
購入時には分からなかったことを、実際に暮らしてから判断できたのは良かったと思っています。
購入価格と住宅ローン
我が家は土地・建物・外構などを含めて約2,200万円で購入しました。
ただし、実際に家を購入すると、住宅そのものの価格以外にも登記費用やローン関係の手数料、仲介手数料、火災保険などの諸費用がかかります。
我が家の場合、購入時の明細を確認すると、諸費用は約197.6万円でした。
主な内訳は、
- 住宅ローンの取り扱い手数料:約55万円
- 登記関係:約40万円
- 仲介手数料:約74.2万円
- 火災保険:約15万円
- その他、印紙代や振込手数料など
です。
さらに、入居時に必要だったカーテンレールやテレビアンテナ、エアコン、水回りのコーティングなどのオプション工事に約50万円かかりました。
そのため、
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 土地・建物・外構など | 約2,200万円 |
| 諸費用 | 約197.6万円 |
| オプション工事 | 約50万円 |
| 購入時にかかった費用 | 約2,448万円 |
となります。
「2,200万円で家が買える」と思っていても、実際には諸費用が別途かかるので、これから建売住宅を購入する方は、住宅価格だけでなく諸費用まで含めた総額で予算を考えておくことをおすすめします。
住宅ローンは35年返済で組みました。
購入当時は低金利だったため、
「住宅ローンを利用して手元資金を残し、その資金を長期運用する」
という考え方をしていました。
ただし、投資には元本割れのリスクがありますし、住宅ローンの変動金利も将来上昇する可能性があります。
そのため、
「住宅ローンを組んで投資すれば絶対に得」
という話ではありません。
我が家の場合は、
住宅費を抑えつつ、手元資金も残しておきたい
という考えから、この方法を選びました。
建売住宅と注文住宅、どちらが良かった?
我が家の場合は、建売住宅で良かったと思っています。
建売住宅を選んで良かったと思うところ
- 購入価格を抑えられた
- 完成した家を実際に見てから判断できた
- 立地や周辺環境を確認できた
- 住宅ローンの負担を抑えられた
- 購入から入居までが比較的スムーズ
- 建築途中の事業者倒産によって工事が止まるリスクを避けやすかった
- 間取りや設備を一から決める必要がなかった
もちろん、注文住宅には注文住宅の大きな魅力があります。
- 間取りを自由に決められる
- 設備を好きなものにできる
- 断熱・気密性能を追求できる
- 自分たちの理想に合わせて設計できる
などです。
どちらが優れているという話ではありません。
我が家は、
「必要十分な性能の家を購入して、住宅費を抑え、その後必要なところを自分たちで改善していく」
という考え方が合っていました。
建売住宅を購入するなら、ここは確認してほしい
暮らしてみて、購入前に確認しておいた方がいいと思ったのはこのあたりです。
① 周辺環境
昼だけでなく、
朝・夜・平日・休日
を見ておく。
特に、
- 電車
- 道路
- 学校
- 店舗
- 工場
などの騒音源は時間帯によって印象が変わります。
② 窓
住宅の断熱性能を見るとき、UA値だけを見るのではなく、窓の性能も確認しておきたいところです。
我が家では、入居後に猫を飼い始めたことをきっかけに、エアコンを長時間、場合によっては24時間使うようになりました。
ちょうど内窓の設置に利用できる補助制度もあったため、せっかくならこの機会に断熱性能をもう一段高め、あわせて防音面でも快適性を上げてみようと考え、内窓を追加しました。
新築時の住宅性能に不満があったというより、実際に暮らし始めて生活スタイルが変わったことで、さらに快適な住環境にしたくなったという感じです。
内窓を設置してみると、断熱だけでなく防音面でも変化を感じられました。現在は、実際の温度変化なども確認しながら、住みながら少しずつ家の快適性を高めています。
③ 標準設備
「食洗機付き」
「タッチレス水栓付き」
など、設備の有無だけを見るのではなく、
メーカー・型番まで確認する
ことをおすすめします。
④ 将来の修繕費
新築時はきれいでも、家は時間とともにメンテナンスが必要になります。
購入価格だけではなく、
10年後・20年後にどんな費用が発生するか
まで考えておきたいところです。
住んでみて分かった「東栄住宅の建売」の評価
我が家の場合は、
◎ 良かった
- 価格
- 駅からの距離
- 4LDKの広さ
- 必要十分な住宅設備
- 冷暖房の効き
- 戸建ての自由度
- 完成した家を確認してから購入できた
△ 気になった
- 食洗機
- タッチレス水栓
- 線路沿いの電車音
- 夏場の日射対策
という感じです。
ただ、これらも「大きな不満」というわけではありません。
食洗機やタッチレス水栓は以前使っていた設備との違いによるものですし、電車の音も線路が近いという立地上、購入前から分かっていたことです。
また、夏場の日射については、実際に暮らしてみて窓から入る日射の影響が気になるようになり、サンシェードなどの対策を追加しました。
このように、実際に住んでみて気になった部分を少しずつ改善しています。
結局、東栄住宅の建売を買って良かった?
我が家は買って良かったです。
ただし、
「東栄住宅だからおすすめ」
という結論ではありません。
住宅選びは、
価格 × 立地 × 性能 × 間取り × 設備 × 周辺環境 × 住宅ローン
を全部合わせて考えるものだと思っています。
我が家の場合は、
「この価格、この立地、この性能なら、自分たちには十分」
と判断しました。
そして3年間暮らしてみて、その判断は今のところ間違っていなかったと感じています。
むしろ、実際に暮らしてみたことで、
「ここをもっと良くしたい」
という部分が具体的に見えてきました。
現在は、内窓や日射対策、太陽光発電などを少しずつ追加しています。
まとめ|建売住宅は「買って終わり」ではなかった
東栄住宅の建売住宅を購入して3年間暮らしてみて、一番感じたのは、
「完璧な家を買う必要はなかった」
ということです。
購入前に確認できることは、できるだけ確認した方がいい。
でも、実際に暮らしてみないと分からないこともあります。
だから我が家では、
買う → 住む → 気になるところを見つける → 改善する → 実際に測ってみる
という暮らし方になりました。
サンシェードの効果を実際に測ったり、内窓を追加したり、太陽光発電を導入したり。
そうやって少しずつ家を自分たちに合わせていくのも、持ち家の面白さだと思っています。
これから東栄住宅や建売住宅を検討している方にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
あわせて読みたい
🌡️ 断熱・省エネ



