賃貸の集合住宅から一戸建てに引っ越すと、水道代はどのくらい変わるのでしょうか。
我が家では、2023年に築30年ほどの集合住宅から一戸建てへ引っ越しました。
引っ越し前は、
「戸建てにすると水道代も高くなるのでは?」
「家が広くなったら、水を使う量も増えるのでは?」
と考えていました。
実際、戸建てになってからは、
- 建物面積が約2倍になった
- 外水栓が使えるようになった
- 自宅で洗車をするようになった
- 湯船を使う機会が増えた
など、水を使う場面は増えています。
ところが、実際のデータを比較してみると、戸建てに引っ越した後は水の使用量が増えたにもかかわらず、上下水道料金は安くなりました。
この記事では、賃貸時代から戸建てに引っ越した後まで、我が家で実際に支払った水道使用量と上下水道料金を比較します。
さらに、戸建てに住み始めてから数年間の請求データも紹介し、現在までの変化も見ていきます。
なお、水道料金は自治体によって料金体系が異なります。
そのため、この記事の金額はあくまで我が家で実際に支払った上下水道料金の記録としてご覧ください。
先に結論|戸建てにしたら水道代はどうなった?
まず結論から。
我が家の場合、賃貸から戸建てに引っ越した結果、
水の使用量は増えたのに、上下水道料金は安くなりました。
引っ越し前後の1年間を比較すると、次のような結果です。
| 賃貸 | 戸建て | |
|---|---|---|
| 水道使用量 | 170㎥ | 180㎥ |
| 上下水道料金 | 40,520円 | 36,460円 |
水道使用量は、
170㎥ → 180㎥
となり、約5.9%増加しました。
一方、上下水道料金は、
40,520円 → 36,460円
となり、年間で4,060円、約10.0%減少しました。
つまり我が家では、
「戸建てに引っ越して水を使う量は増えたのに、水道代は安くなった」
という結果になりました。
ただし、これは戸建てだから水道代が安くなったという意味ではありません。
我が家の場合は、引っ越しによって住む自治体が変わり、水道料金の体系も変わったことが大きく影響していると考えています。
ここから、実際のデータを詳しく紹介します。
我が家の家族構成と水の使い方
我が家は、群馬県で暮らす共働き夫婦2人暮らしです。
2人とも平日の日中は仕事で家にいないため、水を使う時間帯は主に朝と夜です。
水を使う主な用途は、
- 平日の夕食の自炊
- 食器洗い
- 毎日の洗濯
- 入浴
- 洗車
- その他の日常的な水の使用
などです。
以前は、冬など寒い時期には湯船にお湯をため、暖かい季節はシャワー中心という生活スタイルでした。
ただ、2026年からは夏も毎日湯船にお湯をためるようになりました。
また、現在の自宅での洗車は3か月に1回程度です。
ドラム式洗濯機についても、以前使っていた風呂水ポンプは現在使用していません。
このように、戸建てに住み始めてからも少しずつ生活スタイルが変化しています。
現在住んでいる東栄住宅の建売住宅については、購入価格や住宅性能、実際の住み心地などをこちらの記事で詳しくまとめています。
東栄住宅の建売住宅に3年間住んでみた|購入価格・住み心地・良かったこと・気になったこと
集合住宅と戸建てのスペックを比較
引っ越し前後の住まいを比較してみます。
| 集合住宅 | 戸建て | |
|---|---|---|
| メーカー | 積水ハウス | 東栄住宅 |
| 構造 | 軽量鉄骨 | 木造 |
| 階数 | 2階建て・1階 | 2階建て |
| 間取り | 3DK | 4LDK |
| 建物面積 | 約50㎡ | 約100㎡ |
| 築年数 | 約30年 | 新築 |
| 排水 | 本下水 | 本下水 |
戸建てに引っ越したことで、建物面積は約50㎡から約100㎡になりました。
生活スペースは約2倍になり、水を使う環境も増えています。
それでも、上下水道料金は単純に増えることはありませんでした。
賃貸時代の上下水道料金と使用量
まずは、集合住宅に住んでいた2022年1月~12月の実績です。
我が家の地域では2か月ごとの請求だったため、使用期間ごとにまとめています。
2022年・賃貸時代の水道使用量
2022年1月~12月に、集合住宅で実際に使用した水道量を 2か月ごとにまとめました。棒をタップすると請求額も確認できます。
※水道料金は2か月ごとの請求です。
※数値は2022年1月~12月の実績です。
年間の水道使用量は170㎥。
上下水道料金は40,520円でした。
2か月ごとの使用量を見ると、冬場にやや増える傾向はあるものの、年間を通して大きく偏っているわけではありませんでした。
戸建てに引っ越した後の上下水道料金
続いて、戸建てに引っ越した後のデータです。
比較条件をそろえるため、2023年5月~2024年4月の1年間を集計しました。
賃貸と戸建ての水道使用量を比較
同じ2か月ごとの期間で並べると、戸建てに引っ越した後の使用量がどう変わったのかが見えてきます。 棒をタップすると、使用量と上下水道料金を確認できます。
※使用量は同じ2か月ごとの期間で比較しています。
※戸建て1年目は2023年5月~2024年4月、賃貸は2022年1月~12月の実績です。
戸建て1年目の水道使用量は180㎥。
上下水道料金は36,460円でした。
賃貸と戸建てを1年間比較してみた
ここで、賃貸時代と戸建て1年目を比較してみます。
賃貸と戸建て1年目の水道使用量・料金比較
引っ越し前後の1年間について、実際の水道使用量と上下水道料金を比較しました。
水道使用量
上下水道料金
※水道使用量と料金は単位が異なるため、それぞれ別のグラフで表示しています。
※賃貸は2022年1月~12月、戸建て1年目は2023年5月~2024年4月の実績です。
※料金は当時実際に支払った上下水道料金です。
水道使用量は、
170㎥ → 180㎥
となり、約5.9%増えました。
一方、上下水道料金は、
40,520円 → 36,460円
となり、約10.0%安くなりました。
つまり、
水を使う量は増えたのに、水道代は安くなった
という結果です。
これは少し意外な結果でした。
なぜ使用量が増えたのに水道代は安くなった?
戸建てに引っ越してから水道使用量が増えた理由として考えられるのが、生活スタイルの変化です。
例えば、
- お風呂で湯船にお湯をためる機会が増えた
- 戸建ての外水栓を使うようになった
- 自宅で洗車をするようになった
- 住宅面積が約2倍になった
などがあります。
特に戸建てでは外水栓が使えるようになったため、賃貸時代より水を使う場面が増えました。
それでも、上下水道料金は安くなりました。
大きな理由として考えられるのが、引っ越しによって自治体が変わったことです。
水道料金は全国一律ではありません。
自治体によって、
- 基本料金
- 従量料金
- 上水道料金
- 下水道料金
- 使用量に応じた料金区分
などが異なります。
そのため、
「戸建てにしたから水道代が安くなった」
とは言えません。
我が家の場合は、
「引っ越しによって水の使用量は増えたが、自治体が変わったことで上下水道料金は安くなった」
と考えるのが実態に近いと思います。
実際の請求書から見る水道使用量の推移
ここからは、保管していた実際の請求書をもとに、戸建てに住み始めてからの水道使用量と上下水道料金を見ていきます。
請求は基本的に2か月ごとです。
請求書から見る水道使用量の推移
同じ請求期間を年度ごとに重ねてみました。 点をタップすると、その期間の使用量と上下水道料金を確認できます。
※年度は4月~翌年3月として比較しています。
※2023年度の4~5月は入居直後の短期間の請求のため、通常の2か月分とは単純比較できません。
※2025年度は2026年2~3月分までのデータです。
こうして並べてみると、戸建てに住み始めてからの水道使用量は、おおむね30㎥前後で推移しています。
上下水道料金も、基本的には6,000円台の請求が多くなっています。
入居直後には12㎥・2,860円という少ない請求がありますが、これは使用期間が短かったためです。
その後は25~34㎥程度の使用量で推移しています。
数年住んでみても水道代は大きく変わらない
引っ越し直後の1年間だけでなく、その後の請求書も見返してみました。
数年間住み続けていますが、現在の実感としては、
「戸建てにしたから水道代が大幅に高くなった」という感じはありません。
戸建てになったことで、
- 住宅面積が広くなった
- 外水栓が使えるようになった
- 洗車をするようになった
- 湯船を使う機会が増えた
など、水を使う場面は増えています。
それでも、現在までの請求を見る限り、上下水道料金はおおむね6,000円台で推移しています。
少なくとも我が家の場合は、住宅が約2倍の広さになったことが、そのまま水道代の大幅な増加にはつながっていません。
2026年からは夏も毎日湯船に
ここ数年で、生活スタイルにも変化がありました。
以前は夏場になるとシャワー中心でしたが、2026年からは夏でも毎日湯船にお湯をためるようになりました。
そのため、今後は夏場の水道使用量が以前より増える可能性があります。
一方で、現在はドラム式洗濯機の風呂水ポンプを使っていません。
浴槽の残り湯を洗濯に再利用しない生活になっています。
洗車についても、現在は3か月に1回程度です。
このように、引っ越してから数年経つ間にも、水の使い方は少しずつ変化しています。
今後、夏も毎日湯船に入る生活が年間の水道使用量にどの程度影響するのかも、請求書を見ながら確認していきたいと思います。
戸建てだから水道代が高くなるとは限らない
今回、実際のデータを比較してみて分かったのは、
住宅の広さだけで水道代が決まるわけではない
ということです。
我が家の場合、
- 建物面積:約50㎡ → 約100㎡
- 間取り:3DK → 4LDK
- 外水栓が使えるようになった
- 自宅で洗車をするようになった
- 湯船に入る機会が増えた
というように、水を使う環境はむしろ増えました。
それでも引っ越し後1年間では、
水道使用量:約5.9%増
に対して、
上下水道料金:約10.0%減
となりました。
ただし、この結果から、
「戸建ては水道代が安い」
とは言えません。
我が家の場合は、引っ越しによって自治体が変わり、水道料金の体系も変わったことが大きな理由だと考えています。
これから戸建てを購入する方は、家の広さだけでなく、引っ越し先の自治体の水道料金も確認しておくと安心です。
まとめ|我が家は水の使用量が増えても水道代は安くなった
賃貸時代と戸建てに引っ越した後の上下水道料金を、実際のデータで比較してみました。
引っ越し前後の1年間では、
| 賃貸 | 戸建て1年目 | 変化 | |
|---|---|---|---|
| 水道使用量 | 170㎥ | 180㎥ | +10㎥(約5.9%) |
| 上下水道料金 | 40,520円 | 36,460円 | −4,060円(約10.0%) |
という結果でした。
我が家では、戸建てに引っ越して水の使用量は増えました。
しかし、上下水道料金は逆に安くなりました。
ただし、これは「戸建てだから水道代が安くなった」という意味ではありません。
我が家の場合は、引っ越しによって自治体が変わったことが大きな要因だと考えています。
また、戸建てに住んでから数年間の請求書を見返してみても、水道使用量はおおむね30㎥前後、上下水道料金は6,000円台で推移しています。
2026年からは夏も毎日湯船に入るようになったため、今後は水道使用量にも変化が出るかもしれません。
これからも請求書を残して、生活スタイルの変化と水道使用量・上下水道料金の関係を記録していきたいと思います。
賃貸から戸建てへの引っ越しを考えている方は、
「戸建てにしたら水道代はいくら?」
だけではなく、
「引っ越し先の自治体では、どのくらいの上下水道料金になる?」
まで確認しておくと、より現実的な生活費をイメージしやすいと思います。
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