家を買うとき、何を基準に選ぶでしょうか。
価格、立地、間取り、住宅性能、設備――。
私自身も、2023年に戸建てを購入するときは、それなりに調べてから決めました。
耐震等級、長期優良住宅、断熱等級、UA値、窓・サッシ、断熱材など。
それでも、実際に暮らし始めて約3年。
生活してみると、
「ここにコンセントがあればよかったな」
と思うこともあれば、
「これは思った以上に便利だった」
と感じる設備もありました。
そして、住んでからDIYや後付け工事をすることで、
「家って、買った時点ですべてが完成するわけじゃないんだな」
とも思うようになりました。
この記事では、東栄住宅の建売住宅を購入して約3年間暮らしてきた我が家を一つの実例として、
「購入前には分からなかったこと」
「住んでみて良かったこと」
「後から変えられたこと」
「今なら購入前に考えること」
を振り返ります。
これは特定の住宅会社を評価・批判することが目的の記事ではありません。
あくまで、建売住宅を購入して約3年間暮らしてきた、一人の購入者の記録です。
- 我が家が購入したのは2,190万円の建売住宅
- 線路が近い家を、あえて選んだ
- 家は「後から変えられるか」まで考えるようになった
- 「なくても良かったかも」と思ったものもある
- 逆に「付いていて良かった」と感じた設備
- トイレ照明は人感センサーにして快適になった
- 収納量は「ちょうどいい」
- 夏の2階は普通に暑い
- 冬の暖房が効かなかった原因はエアコンだった
- 冬の加湿と結露
- 東側の日差しは、想像より強かった
- 掃除はかなり楽。ただし人間の仕事も残る
- 庭は「雑草との戦い」だった
- ベランダの排水口は定期的に確認
- 24時間換気の吸気口もDIYで対策した
- 3年間で「後から自分たち仕様」にしたもの
- 購入時には確認した。でも、今なら制震も見る
- 注文住宅にも住んでいたからこそ感じること
- 家を「更新する」という考え方
- 飛び込み営業も、戸建て生活の一部だった
- 雹が降った後、雨樋が外れかけたこともあった
- 床下を覗いたら、ゲジゲジの死骸が……
- 今の知識を持って、もう一度買うなら?
- 家への愛着を感じたのは、引っ越し翌朝だった
- 家選びで一番大切だと思うこと
- まとめ|完璧じゃない。でも、今の暮らしには満足している
我が家が購入したのは2,190万円の建売住宅
我が家は2023年に東栄住宅の建売住宅を購入しました。
購入価格は、
2,190万円
でした。
当時、同じ分譲地内には2,990万円の住宅もありました。
単純に価格だけを比較すると、
2,990万円-2,190万円=800万円
なので、我が家は同区画最高価格の住宅と比べると、約26.8%安い価格でした。
もちろん、住宅ごとに土地の形や位置、建物、周辺条件などが違うため、
「線路が近いから800万円安かった」
と単純に言えるわけではありません。
我が家は線路に近く、敷地も三角地です。
一方で、
- 駅が近い
- バス停が近い
- タクシーを利用しやすい
- レンタカーが近い
- スーパーが近い
- ドラッグストアが近い
- コンビニが近い
- コインランドリーが近い
- 主要道路に出やすい
- 交番も近い
という生活上のメリットもありました。
だから購入当時の自分は、
「多少のデメリットはある。でも、価格・立地・住宅性能のバランスを考えれば十分あり」
と判断しました。
線路が近い家を、あえて選んだ
我が家は線路に近いため、電車の音がすることは購入前から分かっていました。
これは、購入してから初めて気づいた問題ではありません。
当時、同じ時期・同じ分譲地で、線路から離れた住宅も売られていました。
そこで、
「線路の近さはデメリット。でも、その分価格が抑えられている。必要なら後から防音対策をすればいい」
と考えました。
以前、道路の近くに住んだこともあります。
実際に暮らしてみると、今の家は電車の音が聞こえるものの、個人的には道路沿いの住環境より快適だと感じています。
電車は定期的に通るので、
「今来たな」
と分かる。
そして、22時過ぎくらいに終電が過ぎると、明け方までは基本的に静かです。
つまり、騒音は単純に、
「音がするか、しないか」
だけではなく、
「どんな音が、いつ、どのくらい聞こえるのか」
まで考える必要があると感じました。
自分の部屋は、購入前から「音がする」と分かっていた
自分の部屋は3面に窓があり、そのうち2面が線路側。
購入前から線路が近いことも分かっていたので、電車の音がすること自体は想定していました。
ただ、実際に寝てみると、さすがに気になることがありました。
そこで、自分でラミシャットを使った内窓をDIYで設置しました。
結果として、寝られる程度まで音を抑えることができました。
その後も、必要な場所には内窓を追加しています。
内窓を設置した場所では、以前より電車の音がかなり気になりにくくなり、窓の近くでもテレビや家電が動いていると、通常の電車の音には耳を澄まさないと気づかないくらいになったところもあります。
もちろん、貨物列車や工事車両など、音の大きなものは聞こえます。
でも、
「線路の近くでも、対策できる部分なら後から改善できる」
ということを実際に経験しました。
家は「後から変えられるか」まで考えるようになった
約3年間暮らして、一番大きく変わった考え方がこれです。
家を購入するとき、
「ここはちょっと気になるけど、後から直せばいいか」
と思うことがあります。
実際、我が家では住んでからいろいろ後付け・DIYしています。
- 内窓
- 防音対策
- 物干し
- 壁掛け扇風機
- 人感センサー照明
- 収納
- ロボット掃除機の基地
- 帽子・コート掛け
- ナノイー発生機
などです。
一方で、
- 基礎
- 構造体
- 間取り
- 窓の位置
- 大規模な配線・配管変更
などは、後から変えようとすると話が変わります。
工事が大掛かりになり、費用も大きくなれば、
「そこまでお金をかけて改修するなら、住み替えたほうがいいのでは?」
となる可能性もあります。
だから今の自分なら、
後から変えやすいものと、変えにくいものを分けて考える。
これを意識して家を選びます。
コンセントは「多いか」だけでは分からなかった
購入時、営業担当者からは、
「他社さんの建売よりコンセントは多いほうだと思います」
という趣旨の説明を受けました。
実際、3年間暮らしていて、コンセントが全体的に少なくて困るという感じはありません。
むしろ、
- 玄関廊下
- 階段を上がってすぐ
などにコンセントがあるのは便利でした。
我が家は猫を飼っているので、猫毛対策として空気清浄機を複数台使っています。
現在、空気清浄機は5台。
そのため、こうした場所にコンセントがあるのは助かっています。
一方で、
「ここにも欲しかった」
という場所もありました。
玄関にコンセントがあれば便利だった
猫の脱走予防も兼ねて、玄関と廊下の境に間仕切りを設置しました。
すると、間仕切りを閉めたときに玄関側の空気がこもりやすくなり、
- 脱いだ靴
- フックに掛けた服
- ゴミ出しの日に一時的に置いたゴミ
などの匂いが気になることがありました。
そこでパナソニックのナノイー発生機を置いたところ、匂いは気にならなくなりました。
ところが玄関にはコンセントがありません。
現在は廊下から延長コードを引いています。
今振り返ると、
「玄関にもコンセントがあったら便利だったな」
と思います。
ロボット掃除機の基地の近くにも欲しかった
脱衣所には後からDIYでロボット掃除機の基地を作りました。
生活動線としては便利ですが、基地を置きたい場所の近くにコンセントがありません。
ここでも、
「コンセントがこの場所にあれば、もっとすっきりしたのにな」
と思いました。
この経験から、
コンセントは数より、生活する場所との位置関係が大事
と感じました。
外水栓も「あるか」だけでは足りなかった
我が家の外水栓は南西側。
一方、花壇や駐車スペースは東側です。
住んでみると、
「東側に外水栓があったほうが使いやすかったな」
と思います。
購入時には「外水栓がある」ことを確認しても、
「実際にどこで水を使うのか」
までは深く考えていませんでした。
設備の有無だけでなく、生活動線とセットで考えればよかったと思っています。
エアコンの位置も、防音まで考えればよかった
自分の部屋の北側には線路があります。
エアコン用コンセントが北側にあったため、そこへ設置しました。
後から考えると、
「防音を考えるなら南側も検討したかったな」
と思うことがあります。
ただし、エアコンの壁貫通部から実際にどの程度音が入っているのかを測定したわけではありません。
あくまで、線路が近い部屋で生活したうえでの個人的な振り返りです。
アンテナも、今なら最初から八木式を検討したかも
入居時はデザインアンテナを設置しました。
その後、
- 電車が通ったときにごくまれにブロックノイズ
- 悪天候時のノイズ
- ごくまれに「受信できません」と表示
といった症状が気になるようになりました。
そこでアンテナ業者さんに相談し、八木式アンテナへ交換。
工事費用は**40,700円(税込)**でした。
我が家では交換後、以前のような症状は出ていません。
そのため今振り返ると、
「最初から八木式アンテナも検討しておけばよかったかもしれない」
と思います。
ただし、これはあくまで我が家の場合です。
アンテナの種類だけで結果が決まるわけではなく、立地や受信環境、設置位置などによって変わります。
→ デザインアンテナでテレビのノイズが出る?八木式アンテナに交換した結果|費用40,700円
「なくても良かったかも」と思ったものもある
勝手口
勝手口は、実際に暮らしてみるとほとんど使っていません。
ただ、建売住宅なので購入時に自由に選べたわけではありません。
現在は透明な窓のように使っていて、猫が外を眺める場所になっています。
そのため、
「我が家の暮らしなら、なくてもよかったかも」
くらいの感覚です。
ベランダ
ベランダは、
「屋根があれば便利だったな」
と思うことがあります。
もし選択肢があったなら、普通のベランダよりインナーバルコニーを選んでいたかもしれません。
これも建売なので、自由に仕様を変更できたわけではありません。
逆に「付いていて良かった」と感じた設備
購入時には特別に重視していなかったけれど、実際に暮らしてみて評価が上がったものもあります。
1階南側のシャッター
購入時は、
「まあ、付いてるな」
くらいでした。
でも、
- 台風などの荒天時
- 旅行で家を空けるとき
- 防犯面が気になるとき
- 日差しが強い日
などに使っています。
3年間暮らしてみると、
「ないより、あって良かった」
と感じます。
浄水カートリッジ対応水栓
我が家では水道水をそのまま飲むと、個人的にはあまり美味しく感じません。
キッチンの蛇口はタカギの浄水カートリッジに対応していて、定期購入して使っています。
浄水すると美味しく飲めます。
ペットボトルの水と比べると、
- 買って持ち帰る手間がない
- ペットボトルのゴミが出にくい
という点も便利です。
購入時はそこまで重視していませんでしたが、暮らしてみて良さが分かった設備です。
室内物干し
普段はドラム式洗濯乾燥機を使っています。
それでも、
- ワイシャツ
- シワにしたくない服
- おしゃれ着
などは乾燥機に入れず、洗濯だけして干します。
2階南側の大きな窓の近くにある天井吊り下げ式の室内物干しが、このとき便利。
浴室にも物干しバーがあるので、使い分けています。
浴室換気乾燥暖房機
冬は暖房、夏は涼風として使っています。
冬は入浴前に浴室を暖められるので快適。
また、日中にドラム式洗濯乾燥機を運転すると、冬は脱衣所もちょうどいい暖かさになります。
一方、夏は乾燥運転で脱衣所に熱がこもって少し暑くなるため、浴室換気乾燥暖房機の換気・強モードを使うと、我が家では多少マシになります。
さらに、脱衣所には後から収納式のコードタイプの物干しと、壁掛け扇風機をDIYで設置しています。
浴室ドアの吸気口
以前のアパートでは浴室ドアの吸気口が下側でした。
冬に換気扇を回すと床付近から冷たい空気が入り、足元に冷気を感じることがありました。
今の家では吸気口が上側。
我が家では、以前のように足元へ冷たい風が直接当たる感じが少なく、冬も寒さを感じにくいです。
購入時には気にも留めなかった部分ですが、暮らしてみると意外と体感に影響することが分かりました。
ビルトイン食洗機で家事動線が変わった
賃貸時代は、スペースの都合で卓上型の食洗機を使っていました。
シンクから数歩離れた場所にあり、食器をしまう場所も離れていました。
現在はシンクのカウンターにビルトイン食洗機があります。
汚れが強ければ、
シンクで軽く流す → すぐ食洗機へ。
洗浄後は、
食洗機 → 近くの食器棚へ。
移動が少なく、家事動線がかなり楽になりました。
食洗機の性能だけでなく、
「どこに設置されているか」
が大事だったと実感しています。
キッチンには「後から置ける余白」があって良かった
キッチンカウンターの反対側にはスペースがあるので、
- キッチンシェルフ
- カップボード
- キャビネット
などを自分の好みで置いています。
備え付けのカウンターだけでは料理の一時置きスペースが少し足りなかったため、壁側にはステンレス天板で、カウンターとほぼ同じ高さの棚を置きました。
これで料理や配膳がしやすくなりました。
後から家具を置いて調整できる「余白」があったのは良かったです。
トイレは2か所あって良かった
我が家には1階と2階にトイレがあります。
普段から便利ですが、どちらかが嘔吐や下痢などでトイレを頻繁に使う状況になったとき、もう一方を使えるのは助かります。
また、個人的には、
トイレはリビングやダイニングなどの生活空間から少し離れているほうがいい
と思っています。
現在の配置はこの点でも気に入っています。
実家も飯田グループ系の建売住宅ですが、それと比べると、我が家のトイレは奥行きがあり、広く感じます。
これはあくまで個人的な比較・体感です。
トイレ照明は人感センサーにして快適になった
トイレの照明を消し忘れることがありました。
そこで後から人感センサー付きに変更。
入ると点灯して、出ると消える。
小さな変更ですが、かなり快適になりました。
収納量は「ちょうどいい」
収納量については、約3年間住んでみて、
「我が家にはちょうどいい」
と感じています。
一方、細かな惜しさはあります。
玄関の靴収納は、一段あたりだいたい靴1.5足分くらい。
「2足置ける幅ならもっと使いやすかったのに」
と思います。
キッチンと脱衣所の床下収納はありますが、開け閉めが少し面倒で、あまり活用できていません。
脱衣所クローゼットには夫婦2人分の、
- タオル
- 下着
- 寝巻き
- 仕事着
などを入れていて、結構いっぱい。
ただ、収納不足で困っているというほどではありません。
夏の2階は普通に暑い
建売だから何もしなくても一年中快適、というわけではありません。
夏、2階の窓を閉め切ってエアコンも入れていない状態で帰宅すると、モワッと熱がこもっています。
ただ、エアコンを入れると我が家では数十分程度で快適になります。
現在、猫がいることもあり、
夏:AI自動・26℃
冬:AI自動・22℃
を基本にしています。
冬の暖房が効かなかった原因はエアコンだった
住んで2年目の冬に、
「なんだかリビングの暖房の効きが悪いな」
と思ったことがあります。
ところが原因は、家の断熱性能ではなくエアコンのフィルターの目詰まりでした。
自動掃除機能付きだったので、
「自動掃除ならフィルター掃除は不要」
と勘違いしていました。
細かなホコリが溜まって目詰まりしていたため、掃除すると暖房の効きも改善。
この経験から、
「暖房が効かない=家の断熱性能が悪い」とすぐ決めつけない
ということも学びました。
冬の加湿と結露
内窓を設置する前の冬は乾燥しやすく、加湿器を使っていました。
我が家ではLDKとつながっている和室や廊下も基本的に開けているため、広い範囲を加湿できるよう、パナソニックの気化式加湿器を使っています。
加湿しないと湿度は40%を下回ることがあります。
猫が静電気を起こしやすくなるので、普段は50~60%程度を目安にしています。
この範囲では、内窓を付ける前でも結露は特に気になりませんでした。
ただし、強運転などで湿度が65%近くになると、夜から明け方に結露することがありました。
あくまで我が家での実体験です。
東側の日差しは、想像より強かった
家は南向きで、日当たり自体は普通に良いと感じています。
東側は線路なので見通しも良い。
ただ、夏の朝日はかなり暑い。
2階の部屋はカーテンを二重にして改善しました。
今なら東側や西側の窓については、
断熱性能だけでなく、日射遮蔽性能も意識して選ぶ
と思います。
将来的な夏の暑さまで考えるなら、窓は「断熱できるか」だけではなく、
「どの方角を向いているのか」
まで考えておきたいところです。
掃除はかなり楽。ただし人間の仕事も残る
ロボット掃除機のおかげで普段の床掃除はかなり楽です。
ただ、
- 階段
- トイレ
- 玄関の内側
- 玄関の外側
は自分で掃除しています。
ロボット掃除機に慣れると、こういう場所の掃除がちょっと面倒です。
換気口にはホコリ対策でフィルターを貼って、定期的に交換しています。
ベランダはゲリラ豪雨などが怖いので、半年に1回程度、排水口が詰まっていないか確認しています。
庭は「雑草との戦い」だった
戸建てに住んでみて強く感じたのが、
庭の雑草、強い。
ということ。
周囲の家がきれいに手入れされていると、
「うちもちゃんとしないとな」
と思ってしまいます。
除草剤を撒いても効かずに育ってくるものもあります。
結局、
- 定期的に草むしり
- 防草シート
- コンクリート
- ある程度割り切る
など、何らかの付き合い方が必要だと感じています。
ベランダの排水口は定期的に確認
ゲリラ豪雨などの大雨が少し怖いので、ベランダは半年に1回程度を目安に排水口が詰まっていないか確認しています。
頻繁に掃除しているわけではありません。
ただ、
「大雨の日に排水できなくなったら困る」
と思うので、最低限の確認だけしています。
24時間換気の吸気口もDIYで対策した
線路側の音が気になることがあったので、入居後に24時間換気の吸気口へDIYで吸気口用のウレタン系吸音スポンジを取り付けました。
さらに、台所の換気扇を運転すると、リビングのモニターホンの取り付け穴やコンセント付近から、冬場に冷気を感じることがありました。
そこで、簡易的に養生テープで対策。
これも、
「ここから風を感じた」
という自分の体感であって、住宅の気密性能を測定した結果ではありません。
住んでから、
「スペック表だけでは分からないことがある」
と感じた一例です。
3年間で「後から自分たち仕様」にしたもの
振り返ってみると、家を購入した後にかなり手を加えました。
例えば、
- ラミシャットを使った内窓
- 玄関のナノイー発生機
- ロボット掃除機の基地
- 玄関の帽子・コート掛け
- 吸気口の吸音対策
- 脱衣所の収納式物干し
- 脱衣所の壁掛け扇風機
- トイレの人感センサー照明
- キッチンの収納・カウンター
などです。
建売住宅なので、最初からすべて自分好みにできたわけではありません。
でも、
住んでから不便に気づいたら、自分たちで変えられるところは変える。
という暮らし方をするようになりました。
購入時には確認した。でも、今なら制震も見る
購入時には、
- 耐震等級
- 長期優良住宅
- 断熱等級
- UA値
- 窓・サッシ
- 断熱材
などを確認していました。
ただ、当時は制震についてほとんど知識がありませんでした。
今なら、
「耐震性能だけでなく、制震についても確認したい」
と思います。
制震設備には後付けできるものもありますが、製品や工法によって、建築時の設置を前提としているものや、後から施工すると大掛かりになるものもあります。
だから、
「後から付ければいい」と簡単に考えず、購入・建築時に確認しておく
というのが、現在の自分の考えです。
注文住宅にも住んでいたからこそ感じること
自分は子どもの頃から長年、親が購入したセキスイハイムのパルフェという注文住宅で暮らしていました。
だから、注文住宅と現在の建売住宅、両方での生活経験があります。
注文住宅と比べると、
「建売住宅は安いから、造りもチープなのでは?」
と思う人もいるかもしれません。
でも、実際に両方で暮らしてきた経験からすると、
「建売だから安い=すべての面で劣る」
とは思いません。
当時は最先端だった注文住宅も、20年、30年と経てば、その時代から見れば築20年、30年の住宅になります。
一方、現在の我が家は建売住宅ですが、購入したときは新築。
住宅性能も時代とともに進化しています。
だから現在の新築住宅が快適なのは、ある意味自然です。
そして今の新築住宅も、時間とともに古くなっていきます。
そう考えると、
家は買った瞬間から時間とともに変化していくもの
なんだと思います。
家を「更新する」という考え方
長く快適に暮らしたいなら、
住みながら家の性能や設備を更新していく
という方法があります。
我が家も、
- 内窓
- 防音対策
- DIY
- 設備の追加
- 家具の変更
などをしてきました。
もちろん、何でも後から変えられるわけではありません。
だから、
「変えられるところは住みながら変える。変えにくいところは購入前に考える。」
という考え方になりました。
飛び込み営業も、戸建て生活の一部だった
戸建てに住み始めてから、
- 太陽光
- 外壁
- カーポート
- リフォーム
などの飛び込み営業が来ることがあります。
我が家は、飛び込み営業からその場で契約することはせず、必要だと思ったものは自分でネットなどから業者さんを探しています。
これまでリフォームなどをお願いした業者さんも、基本的には自分から探して依頼したところです。
飛び込み営業をすべて悪いものと決めつけるつもりはありません。
ただ、
その場で決めず、自分で調べて比較する
というのは、戸建てを持ってから意識するようになりました。
雹が降った後、雨樋が外れかけたこともあった
約3年間住んでいる間に、雹が降った後、雨樋が取り付け金具から外れかけていることに気づいたことがあります。
東栄ホームサービスさんへ連絡。
我が家の場合は、無償で修理業者さんを手配してもらい、翌週には元通りになりました。
自然災害によるものなので、経年劣化とは別の話です。
ただ、実際にアフターサービスへ連絡して対応してもらえたことは安心材料になりました。
※これは我が家での対応実績であり、すべての住宅・状況で同じ対応になることを保証するものではありません。
床下を覗いたら、ゲジゲジの死骸が……
あるとき、好奇心で床下を覗いてみました。
すると、ゲジゲジの死骸が結構ありました。
最初は、
「うわ、ゲジゲジいるじゃん……」
と思ったのですが、後から調べてみると、ゲジゲジはゴキブリやクモなどを食べる益虫とされているそうです。
そう考えると、
「家の中にいる害虫を食べてくれてたのかもしれないな……」
と、少し見方が変わりました。
建てられた直後だったからなのか、最初の頃は多かったように感じますが、現在はすっかり落ち着いています。
床下を掃除したわけではありませんが、今のところ特に困ってはいません。
住宅の不具合を示す話ではありませんが、戸建てに住むと、こんなところまで覗いてみるようになるんだな、という小さな発見でした。
今の知識を持って、もう一度買うなら?
ここまで約3年間暮らして、
- 玄関にコンセントが欲しかった
- ロボット掃除機の基地周辺にも欲しかった
- 外水栓の位置は変えたかった
- エアコン位置はもう少し考えたかった
- ベランダはインナーバルコニーなら選んでいたかもしれない
- アンテナは最初から八木式も検討したかった
- 東・西側の窓の日射遮蔽ももっと見る
- 今なら制震も確認する
と思うことはあります。
それでも、
たぶん、またこの家を買います。
この家が完璧だからではありません。
むしろ、完璧ではないです。
でも、
価格
立地
住宅性能
間取り
後から改善できる余地
を合わせて考えると、
今の暮らしに、現時点ではかなり満足している
からです。
家への愛着を感じたのは、引っ越し翌朝だった
「いつ、この家が自分たちの家になったんだろう」
と考えると、特別な出来事があったわけではありません。
引っ越し当日は荷物を運んだり、片付けたりしてバタバタしていました。
でも、その家で初めて寝て、翌朝起きたとき。
ふと、
「ああ、ここが自分たちの家なんだな」
と思いました。
たぶん、その瞬間だったんだと思います。
家選びで一番大切だと思うこと
約3年間暮らしてみて、今思うことがあります。
家選びでは、
- 建売か注文住宅か
- 何坪あるか
- 住宅性能はどれくらいか
- 設備は豪華か
- 価格はいくらか
など、さまざまな条件を比較します。
もちろん、それらは大切です。
でも、それだけではなく、
「自分は、この家でどう暮らしたいのか」
を考えることが大事なんじゃないかと思います。
我が家にも、
「ここにコンセントがあれば」
「外水栓がこっちなら」
「ベランダがこうだったら」
という部分があります。
でも、住んでから変えられるところは変えてきました。
逆に、後から変えるのが難しい部分については、購入前に考えました。
だから、
家選びで大切なのは、欠点が一つもない家を探すことではない。
と思っています。
自分がどう暮らしたいのか。
その暮らしを叶えてくれる家に出会うこと。
見つけること。
巡り会えること。
それが大切なんじゃないかと思います。
まとめ|完璧じゃない。でも、今の暮らしには満足している
我が家は、2,190万円で購入した建売住宅です。
線路が近く、三角地という条件もあります。
一方で、駅や買い物など生活の利便性は高く、住宅性能についても購入前に自分なりに確認しました。
約3年間暮らしてみると、
「ここはもっとこうだったら」
と思う部分もありました。
でも、内窓を付けたり、DIYしたり、家具や設備を追加したりしながら、自分たちの暮らしに合わせてきました。
そして現在、
「今の暮らしに、現時点では満足している」
と思えています。
だから、今の知識を持ったまま購入前に戻ったとしても、
たぶん、またこの家を買います。
家は買ったら完成ではありません。
住んで、気づいて、試して、必要なら手を加える。
そうして、自分たちの暮らしに合う家になっていく。
家選びで一番大切なのは、
完璧な家を探すことではなく、自分がどう暮らしたいのかを考え、その暮らしを叶えてくれる家に出会うこと。
私は約3年間この家で暮らして、そんなふうに考えるようになりました。

