家を買うことを考え始めたころ、私は最初から東栄住宅を探していたわけではありませんでした。
前の記事でも書いたように、中古住宅や注文住宅も含めて、いろいろな家を見ていました。
そんな中で、たまたま見に行った一軒の建売住宅がきっかけになり、今の家と出会いました。
結果的に購入したのは、東栄住宅の「ブルーミングガーデン」。
2023年に購入して、現在まで暮らしています。
振り返ってみると、「東栄住宅だから決めた」というより、実際に見て、比べていく中で、今の家が自分たちの条件に一番しっくりきたという感覚に近いです。
最初に見たのは、別の建売住宅だった
最初にSUUMOで見つけたのは、東栄住宅ではありませんでした。
飯田グループの「リーブルガーデン」です。
気になったので、実際に現地を見に行きました。
その住宅は、すでに住宅が建ち並んでいる地域の中に、新しく2棟だけ建てられた物件でした。
家そのものが悪かったわけではありません。
ただ、実際にその場所に立ってみると、私は少し独特な感覚を持ちました。
もしここに住んだら、周りの住宅はすでに暮らしができあがっていて、自分たちは「後から来た側」になる。
もちろん、実際に暮らしている方がどう感じるかは分かりません。
あくまで、現地に立ったときの私自身の感覚です。
そんなことを考えていると、案内してくれたホームトレードセンターの営業担当の方から、
「駅の近くで大型分譲地がちょうど売り出し中なので、ここから近いですし、ついでに見ていかれますか?」
と声をかけてもらいました。
それで、予定にはなかった別の分譲地を見ることになりました。
今思えば、ここが大きな分岐点でした。
大型分譲地を見て、印象が変わった
案内された分譲地では、周囲に新しい家がまとまって建っていました。
さっき見た物件とは、受ける印象がかなり違います。
みんな同じタイミングで、新しい暮らしを始めるような雰囲気がありました。
私は、町内会や近所付き合いを積極的にしたいタイプというわけではありません。
それでも、すでに住宅ができあがっている場所に後から入っていくより、心理的なハードルが低く感じました。
周りが新築住宅ばかりだったので、余計にキラキラして見えた部分もあったと思います。
でも、実際に現地に立ってみて、
「ここ、なんかいいな」
と感じました。
最初に「いいな」と思ったのは、駅の近さ
そのとき、一番最初に「いいな」と思ったのは、単純に駅が近かったことです。
駅だけではありません。
バス停やタクシー、レンタカー、スーパー、ドラッグストア、コンビニ、コインランドリー、主要道路、交番など、普段の生活で使う場所も近くにありました。
家を探しているときは、つい住宅そのものを見てしまいます。
でも、実際に暮らすことを考えると、家の外に何があるかもかなり大事です。
この立地は、家そのものとは別のところで「暮らしやすそうだな」と感じました。
開けた感じと、日当たりも気に入った
周辺には線路がありました。
そのため、視界がある程度抜けていて、私はむしろ開けた感じがあると思いました。
日当たりも良さそうでした。
住宅が密集していて、隣の家ばかり気になるような感じではなく、土地の周りに少し余白があるように感じたのもポイントでした。
今振り返っても、家の中だけではなく、家を建てる場所そのものの雰囲気は大きかったと思います。
家の中も、思った以上にしっくりきた
実際に家の中を見てみると、内装の雰囲気も気に入りました。
木を使ったような、少し落ち着いた感じがあります。
そして何より、間取りが想像しやすかった。
実家の間取りにも少し似ていて、
「ここなら、こうやって暮らすな」
とイメージしやすかったんです。
家を見学すると、図面だけでは分からないことがあります。
部屋の大きさや廊下の幅、窓の位置、家具を置いたときの感じ。
そういうものを実際に見て、自分たちの生活に当てはめていくと、この家はかなりイメージしやすい家でした。
三角形の土地だった
もちろん、何もかも理想どおりだったわけではありません。
我が家の土地は、整った四角形ではなく、三角形に近い不整形地です。
そして、線路も近い。
家探しをしていた当時から、そのことは分かっていました。
同じ分譲地には、線路からもう少し離れた住宅もありました。
なので、
線路の近さはデメリット。でも、その分価格が抑えられている。必要なら後から防音対策をすればいい。
と考えていました。
実際、私は以前、道路の近くに住んでいた経験があります。
暮らしてみると、私は線路の音をそこまで嫌だとは感じませんでした。
電車は通る時間がある程度決まっています。
夜も終電が過ぎれば静かになっていくので、私にとっては、ずっと車が走り続ける道路の音より気になりにくい部分もありました。
もちろん、音の感じ方は人それぞれです。
だから「線路の近くでも問題ない」と一括りにはできません。
私の場合は、デメリットを分かったうえで、それ以外の条件を含めて判断しました。
価格も、十分「あり」だった
購入価格は2,190万円でした。
同じ分譲地には2,990万円の住宅もあり、価格差は800万円ありました。
ただし、これは「線路が近いから800万円安かった」と単純に説明できるものではありません。
それぞれ土地の形や位置、建物、周辺条件が違います。
我が家の場合は、線路の近さや三角形の不整形地など、気になる点がある一方で、
- 駅が近い
- 生活に必要な施設も近い
- 日当たりがいい
- 周囲が開けている
- 価格も現実的
そうした条件をまとめて考えていました。
私の感覚としては、
「多少のデメリットはある。でも、価格・立地・住宅性能のバランスを考えれば十分あり」
というものでした。
住宅性能も、せっかくなら良いほうがいい
家を選ぶうえで、住宅性能も気になっていました。
といっても、この時点で私は住宅性能についてものすごく詳しかったわけではありません。
ただ、同じような価格や条件なら、
「どうせなら性能が良いほうがいいな」
とは思っていました。
東栄住宅についても、購入前に会社のホームページなどを調べました。
その時点で、特に悪い印象を持つことはありませんでした。
住宅そのものだけではなく、会社についてもある程度調べたうえで、候補として残していきました。
最後は、2棟のどちらにするか
分譲地を気に入ってからも、すぐに一棟へ決めたわけではありません。
同じ分譲地の中で、価格帯の近い2棟まで絞り込み、そこで少し迷いました。
どちらも線路には近い。
ただ、選ばなかったほうには、時間制の駐車場が隣接していました。
そこが少し気になりました。
車の出入りや、人の出入りによる音がどのくらいあるのか。
住んでみないと分からない部分ではありますが、毎日のことになるので、私は気になりました。
最終的には、そのあたりも含めて比較して、今の家を選びました。
「どちらも良いけれど、自分たちならこちらかな」
という決め方でした。
営業担当の方とのやり取りも印象に残った
家そのものだけでなく、担当してくださった営業の方とのやり取りも印象に残っています。
物件を紹介してもらったときから、こちらの希望を聞きながら進めてもらえました。
購入を決めるまでには、再内見やローン手続きなど、いろいろなことがあります。
2023年2月19日に最初の相談・案内があり、その後2月26日に再度見学。
そして3月4日に契約という流れでした。
その間も、住宅ローンの審査や契約、必要書類などについて、SMSでこまめに案内をいただきました。
当時のやり取りを見返してみると、かなり丁寧に対応してもらっていたことが分かります。
住宅ローンの正式審査に通ったときには、
「正式審査のご承認誠におめでとうございます。ご安心頂き、嬉しく思っております。」
という連絡までありました。
こういうやり取りは、家そのものの性能とは別の話です。
でも、人生でかなり大きな買い物をするときには、こうした人とのやり取りも意外と大きいものだと思います。
そして、購入後にもう一度連絡があった
この営業担当の方について、もう一つ印象に残っている出来事があります。
翌年、2024年のことです。
その頃には、担当してくださった営業の方は退職されていました。
ところが、住宅ローン控除の申請について、案内の連絡をいただきました。
「実は昨年に退職を致しました関係でご連絡を取ることが出来ず、申し訳ございませんでした。」
そんな前置きから始まり、住宅ローン控除の申請に必要な書類について、かなり丁寧に案内してくれました。
必要書類の一覧だけでなく、税務署での手続きについても説明がありました。
購入から時間が経っているのに、こうして連絡をいただいたことは、素直に嬉しかったです。
完璧な家を選んだわけではない
こうして振り返ると、我が家には分かりやすいデメリットもあります。
線路が近い。
土地は不整形地。
希望するものが全部そろっていたわけでもありません。
でも、家を選ぶときに大切なのは、欠点がまったくないことではありませんでした。
私の場合は、
価格
立地
住宅性能
間取り
周辺環境
こうしたものを全部まとめて考えて、
「ここなら暮らしていけそうだ」
と思えたことが大きかった。
そして、気になる部分については、
「あとから工夫できるものなら、あとから変えていけばいい」
とも考えていました。
「この家でいい」ではなく、「この家がいい」
家を探していると、どうしても「何かを妥協して決める」という感覚になることがあります。
我が家にも、もちろん気になるところはありました。
それでも、最後には「仕方なくこの家にした」という感じではありませんでした。
駅が近い。
周囲が開けている。
日当たりがいい。
間取りが想像しやすい。
価格も現実的。
住宅性能も悪くない。
そして、気になる部分については、あとから工夫できる。
いろいろな条件を重ねていった結果、
「この家でいい」ではなく、「この家がいい」
と思えるようになっていました。
おわりに
最初から東栄住宅を目指していたわけではありません。
たまたま別の建売住宅を見に行き、そこで営業担当の方に別の分譲地を紹介してもらい、実際に見てみた。
そこで駅の近さや日当たり、開けた感じ、間取り、価格などが気に入り、最後は2棟の中から一つを選びました。
何か一つだけ決定的な理由があったわけではありません。
いろいろな条件を並べて、気になるところも含めて考えて、
「この家なら、十分ありだな」
と思えた。
それが、私たちが東栄住宅のブルーミングガーデンを選んだ理由です。
そして、ここからが実際の暮らしの始まりでした。
3年間暮らしてみて、この家を実際にどう感じたのか。
電気代やガス代はどうだったのか。
内窓や太陽光発電を追加すると、暮らしはどう変わったのか。


