最近、集合住宅から一戸建てに引っ越した おじさんのガス料金の変化を振り返ってみたよ。
戸建購入を検討しているけど引越したら実際いくらくらい生活費が変わるのか把握したい方の参考になると嬉しいよ。
居住地と家族構成
居住地:群馬県
購入した家の詳細は↓を見てね。
家族構成:共働き夫婦2人暮らし
ガスの使用ピークタイムは主に夜間だよ。
ガスの用途は平日夜飯の自炊と食器洗浄用の湯沸かしだよ。あとはお風呂だけど、冬とかの寒い季節は基本的に毎日湯船にお湯をためて、他の季節はシャワーな感じだよ。
集合住宅と戸建 スペックの比較
メーカー | 構造 | 階建/階 | 間取り | 建物面積 | 築年数 | ガスの種類 | |
集合住宅 | 積水ハウス | 軽量鉄骨 | 2階建/1階 | 3DK | 50㎡ | 30 | プロパンガス |
戸建 | 東栄住宅 | 木造 | 2階建 | 4LDK | 100㎡ | 1 | 都市ガス |
集合住宅の月々のガス代と使用量
アパートに住んでいた頃のガス代を下の表にまとめたよ。
集計期間:2022年1月〜12月。
2022年 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
使用量 | 16.5㎥ | 13.5㎥ | 13㎥ | 9㎥ | 7.5㎥ | 5.5㎥ | 4㎥ | 4.5㎥ | 5.5㎥ | 7.5㎥ | 9.5㎥ | 19㎥ |
ガス代 | 12,183円 | 10,368円 | 10,307円 | 7,756円 | 6,738円 | 5,467円 | 4,741円 | 4,862円 | 5,649円 | 6,859円 | 7,920円 | 14,014円 |
戸建の月々のガス代と使用量
戸建引越し後のガス代を下の表にまとめたよ。
集計期間:2023年5月〜2024年4月。
ガス代 | 2024年1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 2023年5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
使用量 | 38㎥ | 34㎥ | 38㎥ | 35㎥ | 13㎥ | 21㎥ | 14㎥ | 9㎥ | 12㎥ | 13㎥ | 23㎥ | 31㎥ |
ガス代 | 6,502円 | 6,004円 | 6,708円 | 6,367円 | 2,461円 | 3,531円 | 2,606円 | 1,948円 | 2,383円 | 2,809円 | 4,378円 | 5,551円 |
アパート暮らしの時(プロパンガス)と、戸建で使用しているガス(都市ガス)の種類が違うから使用量の比較は省略したよ。
ガス代と使用量の比較
賃貸と戸建、1年間のガス代と使用量を比較してみたよ。
賃貸(プロパン) | 持ち家(都市ガス) | |
---|---|---|
総使用量 | 115㎥ | 281㎥ |
ガス代 | 96,864円 | 51,248円 |
ガス代に関しては年間の燃料調整額や政府支援値引額の変化の影響が大きいよ。ちなみに政府支援値引きは2023年1月から始まったみたい[1]。
ガスの使用量についてはアパート暮らしの時(プロパンガス)と、戸建で使用しているガス(都市ガス)の種類が違うから使用量の比較は難しいけど、アパート暮らし時代のプロパンガス使用量を都市ガス換算すると約256㎥[2]。引越し後に風呂に入る日を増やしたから少し使用量が増えた印象だよ。
引越し後のガス代は引越し前よりも50%安くなったよ。引越し後にプロパンガスから都市ガスに切り替わったことがガス代の節約に繋がったよ。
ネットでプロパンガスと都市ガスの価格の違いを調べると、プロパンガスの方が都市ガスよりも1.8〜2.0倍高いみたいだから、妥当な結果が出たと思うよ。
都市ガスかプロパンガスを選べる地域で家を購入する場合、オール電化(エコキュートやIHコンロ)にする予定が無くて、ガス代を安く済ませたい人には断然都市ガスをお勧めするよ。
家の購入に限らず、部屋を借りる場合も都市ガスがお勧めだよ。
たまにプロパンガス屋さんのセールストークで、都市ガスと比べて熱効率が良いとか料理時の火力が強いとか聞くけど、そもそも調理器具で主流のフッ素樹脂やテフロン加工鍋は火力強いとコーティング傷むから強火を使うことは無いし。加熱調理に掛かる時間に関してもプロパンガスから都市ガスに切り替えても体感出来るほど時間延びたって感じたことも無かったし。お風呂が沸く時間に関しては、むしろ引越し後の方が2〜3分短くなったし。これに関してはバスユニットの保温性能も関係あるかもしれないけど。
災害に強いとかも聞くけど、災害時も移動して使用できるカセットコンロを用意しておけば問題無いし。実際に月々支払った使用料金の価格差を考慮するとプロパンガスを選択する理由や価値は見出せなかったよ。
ただ、都市ガスが未供給の地域に住む必要があったり、日照時間が短かかったり住宅の強度の問題で太陽光発電や太陽熱温水器が取付不可でオール電化未導入の場合だったり、とりあえずお試しで短期間住んでみる場合にはプロパンガスでも仕方無いのかなとは思うよ。
今回はガス料金について調べてみたけど、電気や水道代についても、調べた記事があるから参考にしてみてね。