スーパーでの買い物 時短&節約にマイバスケット活用の勧め

節約
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 おじさん夫婦は週1頻度で1週間分の食材をスーパーへ買い出しに行ってるよ。
 試算結果によると、大人ひとり分の食材の買い出しにマイバスケットを活用した場合、金銭的コストで年間 約521円の節約効果、時間的コストは年間 約2時間36分の時短効果が期待できるよ。
4人家族なら、大体その4倍の年間2,084円の節約効果と10時間24分の時短効果が見込めるよ。
 マイバスケット(買い物カゴ持参)に切り換えたことで、レジ袋への袋詰めの作業が必要無くなったから、袋代と手間を省くことが出来て、今ではすっかりマイバスケット派だよ。
 この記事では夫婦2人暮らしの食材を週1回の頻度でスーパーへ買い出しへ行く際に、マイバスケットを使う場合とレジ袋を使う場合とで、金銭的コストと時間的コストをそれぞれ比較し、試算した内容について解説していくよ。

金銭的コスト

 2020年7月から始まったレジ袋の有料化[1]が定着する中、マイバスケットを使うと、レジ袋代を節約することが出来るよ。

レジ袋

 レジ袋の代金は店舗やサイズによって違うけれども大(L)サイズが5円、中(M)サイズが3円、小(S)サイズが2円が、おおよその相場だよ[2]。一般的なサイズの買い物カゴ(33L)に対して、大サイズの袋は買い物カゴ半分くらいの商品が入る大きさだよ[3]

大(L)中(M)小(S)
金額5円3円2円
レジ袋 サイズ別 販売価格相場 2023年12月

 以上をふまえて、1回の買い物で使うレジ袋の金額を見積もると20円掛かる計算だよ。
(1回の買い物で買う商品の量=買い物カゴ2個=レジ袋の大サイズ4枚=5円×4枚=20円)

 1日あたり約3円。(20円÷7日=2.857円)
 1ヶ月あたり約86円。(2.857円×30日=85.71円)
 1年で約1043円、レジ袋代が掛かる計算だよ。(2.857円×365日=1042.805円)
 ちなみに、ひとり暮らしの場合だと1年間で約521円掛かる計算だよ。(1042.805円÷2人)

マイバスケット

 いっぽうマイバスケットは、おおよそ300円〜700円が販売価格の相場みたい。
仮に500円のカゴを買ったとすると1年くらいで元がとれる感じだよ。

イチオシのマイバスケット

販売店価格デポジット無償交換
イオン¥398
生協¥300一部店舗一部店舗
ドン・キホーテ¥330
ニトリ¥699
無印良品¥599
マイバスケットの価格 2023年12月現在

 販売されているマイバスケットについて、イオン、生協、ドン・キホーテ、ニトリ、無印良品のものを調べていたけど、なかでもイオンのマイバスケットが購入代金が実質0円でコスパ最強だと思ったよ。
特徴はデポジット制[4](カゴ返却時に購入時の預かり代金398円返金)&壊れても無償で交換[5]してくれるみたいだから、近所にイオンがある&マイバスケットの見た目や色に強いこだわりは無いよ。って人にオススメだよ。ちなみに生協の一部店舗でもイオン同様のサービスを提供しているお店が見つかったよ[6]

時間的コスト

 マイバスケットを使うと、買った商品をレジ袋に詰める手間を省くことが出来るよ。

レジ袋

 1回の買い出しで購入する食材の量は夫婦2人で買い物かご2個ぶんだよ。
袋詰めに掛かる時間は2人作業で、だいたい3分前後だよ。

 1日あたりは約26秒。(3分÷7日=25.714秒)
 1ヶ月あたりは約12分52秒。(25.714秒×30日≒12分52秒)
 1年あたり2時間36分、袋詰めに費やしている計算だよ。(25.714秒×365日=2時間36分26秒)
 ちなみに2人作業で求めた時間だから、袋詰めを1人でやった場合だと倍の5時間12分掛かる感じだよ。ひとり暮らしの場合は2時間36分だよ。

マイバスケット

 マイバスケットの場合は、会計時に店員さんがスキャンした商品を店の買い物カゴからマイバスケットに入れてくれるから袋詰め要らずだよ。マイバスケット購入に掛かる時間については商品を選んでカゴに入れる時間(数秒程度)と大差が無いから無視するよ。

節約効果

 記事の冒頭で書いた通り、大人ひとり分の食材の買い出しにマイバスケットを活用した場合、金銭的コストは約521円/年、時間的コストは約2時間36分/年の節約効果が期待出来るよ。

 節約効果を発揮するには、以下のポイントが重要だよ。

  • マイバスケットは、普段の買い物の量に合わせて必要分用意しておく。
  • マイバスケットは整理整頓清潔にしておく。
  • 買い出し時にマイバスケットを家に置き忘れないように注意する。
  • プラスチック製の買い物カゴは日光(紫外線)で劣化しやすい為、保管場所に注意する[7]

 節約効果の試算結果521円/年は、買い物頻度=週1回 買い物量=大人1人ぶんの食材の買い出し で計算したから、買い物頻度や家族が多い人はもっと節約効果が上がるはずだよ。今回は食材の買い出し限定で試算したけど、例えば食材以外にも衣料品店やそれ以外の買い物にもマイバスケットを活用すれば、さらに節約効果を高められるよ。
 マイバスケットの活用法は買い物以外にも、服をクリーニング店に運ぶときや、何かを運ぶときのカゴ代わりにも使えたりもするし、重ねて収納が出来るから家や車に何個か置いておいても邪魔にならないよ。これを機に、お試し感覚でマイバスケットデビューを検討してみてね。

出典

1.プラスチック製買物袋有料化 2020年7月1日スタート(METI/経済産業省)

2.有料化したレジ袋、値段設定はいくらくらいがいいの?大手各社の対応は|シモジマオンラインブログ

3.レジ袋有料化(無料配布中止)のお知らせ(更新) | 株式会社ジョイフル本田

4.使い捨てプラスチックの削減 | 環境の取り組み | イオンのサステナビリティ | イオン株式会社

5.イオンのマイバスケットを使っていますが、壊れた場合の交換は有料でしょうか?- Yahoo!知恵袋

6.「コープのレンタルカゴ」始めます | 生活協同組合 おかやまコープ

7.プラスチックの耐候性とは?耐候性の高い樹脂製容器も紹介 | IREMONO – 実験・研究・製造現場のボトル容器総合サイト

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